第4回<コモン>の再生ー晩期マルクスのエコロジーとコミュニズム
Eテレ2CH、月曜日午後10時25分から25分間の「100分de名著」1月25日「資本論」4回目。今までの生活を続けていたら地球が持たないー150年前マルクスは持続可能な社会を構想していた。資本主義に代わる社会はどうなるのか“物質代謝論”「人と自然との循環」を利潤追求のため商品化してきたために、人間だけでなく自然にも矛盾がでてくる。『メガMEGA』120巻の新しい資料に「資本論」で語られなかった環境問題エコロジーを考えていた。商品を生むために農産物を育て続け土壌の疲弊化に。労働者も搾取による疲弊が修復不可能な亀裂を生む・・・
どう社会を変えていったらいいのか「アソシエート」 (自発的な結社)で利潤から使用価値に生産方法を移行させようと。マルクスのめざす社会は「協業と、地球と労働によって生産された生産手段を「コモン」(共有財産)として占有する個人的所有を再建する。社会の富を「コモン」としてみんなで管理する「地球はみんなのものだから」 独占された「富」(自然)を取り戻す。今、みんなが地球の気候変動をくい止めようとしている動きそのものです。シエアーの仕方は「各人はその能力に応じて人々に与え、各人はその必要に応じて!人々から受け取る」のマルクスの言葉は持続可能な社会にできる。障がい者施策や福祉の基本です。スペインのバルセロナでは地域政党が「民泊」によって住宅不足や家賃引上げが起こり、新築住宅の30%を公営住宅にする法律をつくりました。宮下住宅の吹上町側の建設年度も示せないねぎた市長に示したい。 今マルクスが注目されるのは資本主義の利潤追及第一を乗り越える時代が来ているということ。NHK・Eテレの「資本論」放映に大拍手!!