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オリンピックを中止して
 ワクチン・検査・補償を急げ

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ワクチン接種大幅遅れと混乱 課題は
 日本の新型コロナウイルス対策のワクチン接種は異常なまでの遅れです。人口100人あたりの接種回数は世界の国・地域で130位。東京五輪を目前に控える中、世界からの遅れに焦る菅義偉首相は、「高齢者接種を7月末完了」「1日100万回接種」など現場の実態を無視した目標を強制し、自治体や医療機関に混乱を招いています。
押しつけられて“前倒し”
 「7月末をめどに高齢者への2回接種を終えたい」菅首相は、6月末までに約1億回分の新型コロナウイルスワクチンの供給が可能になったとして、接種を加速させる考えを4月23日の会見で表明しました。これを受け、総務省は同27日に地方支援本部を立ち上げ、全国の市区町村に政府目標を実現するよう働きかけを強めています。突如掲げられた政府目標に対して全国の自治体は、戸惑いと混乱を見せています。国が現場の実情を把握せず、上から無理やり期間の前倒しを押しつけたからです。
自治体職員も困惑
 自治体職員は、コロナ感染拡大への対応で多忙を極める中、国から当初の計画よりも前倒しするよう求められ、さらに業務量が増大しています。また全国では、人が足りないためワクチンが供給されても接種できない状況が生まれていると指摘します。こうした状況のなかでは、安全面にも問題があるとして、「全国の自治体が国へ忖度(そんたく)して効率ばかりを求めることはあってはならない」と語ります。
遅い日程提示
 国内ではいまだに、ワクチンの供給量がどれほどになるのか、ワクチンがいつ現場に到着するかも不安定です。知事会では「ワクチンの配送日程・配送量の提示時期が遅い」と不安視する声が広がっています。日本共産党は20日、「新型コロナ感染症対策に関する緊急要請」で「供給スケジュール、配分量等について確定日付で速やかに示す」ことを求めました。

大規模検査・十分な補償と一体に接種推進を
 ワクチン接種による感染防止の社会的効果が得られるまでには一定の時間がかかります。そのうえ、日本の接種は大幅に遅れています。感染を封じ込めるには、大規模検査、十分な補償と生活支援と一体でワクチン接種を進めることが必要です。

秋田市コロナ抗原検査キット配布
秋田市(人口30万人)は学校や教育・保育施設(幼稚園、保育園、認定こども園)で新型コロナウイルスの感染者が相次いでいることを受け、全ての市立学校と市内の教育・保育施設の教職員ら計約5800人へ抗原検査キットを無料配布しました。無症状の感染者を早期に見つけ、学校や施設内での感染拡大を防ぐ狙い。碧南市でも学校や保育園で感染が出ています。マスクをしていれば濃厚接触者にならず検査もされません。ぜひキットによる検査などあらゆる手段で感染者の割り出しをすべきです。

霞浦公園にテーブル設置
今年4月開設した霞浦公園。昨年公園で座っていた高齢者から「テーブルがないと・・」日本共産党山口はるみ議員に要望が。設置工事がほぼ完了しました。約30万円。職員さんありがとう。

鴻島町の農水路岸が崩落
5月2日付近の住民から「裏の農水路が壊れた」と電話通報が。岡本守正議員と農務課長が現場に駆けつけました。田植え時期ですが改修工事を発注していただきました。

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