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衣浦東部広域連合 5月臨時会
感染症資材の整備、防疫手当、
 コロナ禍の救急業務を質問

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コロナ搬送は第4波で急増
 衣浦東部広域連合議会(碧南・刈谷・安城・知立・高浜市の消防・救急業務を所管)は5月臨時会を5月31日に開催。日本共産党の牛野北斗議員(知立市議会選出)が出席しました。
 議案は、特殊勤務手当条例の改正や、救急車両の買換え、高機能消防指令センターのシステム更新に関する契約など8議案です。
 牛野議員は質疑で、新型コロナ患者の搬送状況や、感染症対策資材の現状などを質問、一層のコロナ対策を求め全ての議案に賛成しました。

議運に共産党牛野議員(知立市)
 また、議会人事では、新議長に知立市議会選出の中野智基議員(立志会)、議会運営委員に牛野議員をそれぞれ決定しました。

コロナ搬送手当4月は延511件に
 新型コロナウイルス感染症の陽性者または、疑いのある患者の身体の接触や搬送に対応した職員への防疫等作業手当(特殊勤務手当)として、日額4000円、その他の者へは日額3000円が支給されます。牛野議員は、手当の支給状況を質問、2021年4月の支給実績は延べ511件で190万円」と答弁(表)しました。
新型コロナの変異株や感染の急拡大が発生している今年4月は特に支給が多く、今後も増加が予想されます。

ワクチンと検査実施を
 牛野議員は、職場内感染拡大防止と安全・安心に業務遂行できるよう、定期的なPCR検査実施を2月議会に続き提案。担当課長は「検査しても翌日、感染することもある。実施の考えはない」と答弁。

使い捨て吸引器導入、カプセル型担架
 救急車と高度救命処置用資機材を更新する議案も審議。感染症への新たな対策として、救急車
に使い捨てタイプの吸引器を配備します。また、昨年度から稼働している感染症患者を隔離して搬送することができるカプセル型ストレッチャー
(アイソレーター)を現在の1台から、複数台に増やすことを検討していることが、牛野議員の
質疑で明らかになりました。今回更新の救急車両等は刈谷署・安城署・知立署・高浜署に。

指令センターの拡充
 現在、消防・救急隊指令車搭載のカメラとタブレット端末で現場の様子を指令センターが映像で確認できますが、出動隊の消防署とは電話でやり取りをしています。
 牛野議員は指令と現場との情報共有の強化を質問、担当課長は「今後、現場の映像を出動隊の消防署でも見れるようなシステムを導入することを検討している」と答弁しました。

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