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9条の会学習会
大濱町常会(町内会)資料から見えた 戦争中の暮らし

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私有財産没収、班単位の監視体制
 大浜下地域の角谷弥市さんが昭和17~20年9月まで27回、月1回行われた当時の町内会の集まりの記録が2019年に市に寄贈されました。市史資料調査室で分析調査に関わった北村 恒さんを講師に2時間、くぎ付けになりました。
 町民には様々な貯蓄の強制が行われました。大政翼賛会、婦人会、学校・・など様々な場で貯蓄が強要され軍備費用に使われました。

ウサギ、金属・・全部出せ
金属、プラチナ、ダイヤなど私有財産も班ごとに目標を決めて供出させられました。兵士の防寒服をつくるとウサギを飼い供出。1着130羽分が必要とされました。遊休地は芋などを育てる。灯火管制では違反者に「国民にあらず」と排除叱咤しました。今から見れば笑ってしまうような空襲訓練も。私有財産はないに等しい国の締め上げ、国民の人権も自由もないやりかたを、互いに監視させながら「物言えぬ社会」を「自主的に」作り上げたのです。北村さん学んだ棚尾小6年生は「戦争のこと伝えねば。情報を正しく知らなければ」と感想を寄せたそうです。
 自公政治が改憲、軍事費2倍化を叫び、この政治を変えようとする野党と国民に不要な反撃をしています。しかしこの政治を変えなければ、民主主義や自由が大きくおびやかせてしまいます。参院選で野党共闘がんばる?と決意を新たにしました。

北村さんの話にくぎ付けの9条の会学習会 11/13 文化会館

日刊ゲンダイでも〝共闘批判〟は危険と警鐘

総選挙後、自公やマスコミが「共闘見直し論」をあおっています。立憲民主の枝野氏が代表を辞任、代表選挙が行われる中、法大名誉教授の五十嵐氏は「現行の小選挙区制度の下では共闘しなければ自公政治を変えられない」と危惧。立憲の議席減は比例で減った。野党共闘なければ選挙区議席はなかったと。共闘批判は危機感から、改憲、軍事費増の自公政治変えるため参院選でも頑張らねば‼‼

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