前日に議案さしかえ
西三河10自治体のうち、高浜市を除き、どっぺで実施する碧南市の18歳までの入院費無料化。日本共産党は、この間の補正予算審査などで「新高校1年生に適応できるように4月実施すべき」と繰り返し求めてきました。担当部長から、18日に山口はるみ議員に電話で「入院費無料化を4月から実施することにした」と連絡が入りました。
21日月曜日に「10」を「4」に差し替える議案が配布され22日本会議初日に上程されました。
高校生入院費は「償還払い」
また、15歳を超え18歳までの入院費無料化は、償還払い(医療機関の窓口で支払ったあと市役所で無料分を返金する)で実施するとしました。
通院費の無料化を実施すれば、現在の中学生までの医療費無料化のように「現物給付」にできます。入院費の数十万円をいったん支払わなければならないのは、子育て世帯にとって負担は大きいものです。
日本共産党は、10月実施を4月に前倒しした一歩前進をさらに、通院費無料化に拡大し現物給付にするためにみなさんと力を合わせます。
おいおいひどすぎる?高齢者いじめ
超高齢者627人敬老金(1万円)ひっぱがし
高齢者タクシー券の裏で
2022年度10月から実施予定の高齢者タクシー券の支給事業に喜びの声が寄せられています。
ところがその裏で、敬老金の削減が予算化されていることが明らかになりました。
高齢者タクシー券は、65歳以上の非課税要支援者に、1枚700円で年間24枚支給するものです。予算は半年分で580万円が計上されています。その金額以上627万円の敬老金が削減されているのです。
85歳・95歳・百歳以上にカット
《表》のように、昨年85歳90歳95歳99歳に1万円づつ支給されていた敬老金。2022年度には90歳99歳に1万円となります。100歳以上
は2万円が1万円に半減します。
削減されるのは、85歳で470人。95歳で103人。100歳以上は54人で合計627人627万円となります。
まるで高齢者詐欺
新年度予算では市民要求で実現したものは、高齢者タクシー券と18歳までの入院費無料化くらいしかありません。
市長の施政方針には「世界に誇る碧南市を目指して」と掲げていますが、他市に後れを取ってスタートのテイタラク。
しかも、超高齢者の長寿を祝うどことか627人の1万円をはぎとるとは「高齢者詐欺じゃん」と市民から怒りの声があがっています。
法人税10億円増、ふるさと寄付30億円を使え
2022年度予算は一般会計総額約335億円3.2%増。法人税10億円増など市税収入は152億円9.9%15億円増です。ふるさと応援寄付は30億円予算化。市民と弱者にはケチケチなのに、企業補助は2件1億4千万円。碧南駅関連は道路で約3億円、ロータリーで2億円。北部工場地は1億6千万。今まで5億とで7億円近くです。「企業利益・大型事業優先」の新自由主義の典型市政ではないでしょうか。日本共産党は、市民の税金は市民のくらしへと予算審査でもがんばります。
約5千万円国保税引上げ
2018年度から国民健康保険制度が県に移行されて4年目。
碧南市は2022年度から保険税引上げを予定しています。
医療分・後期高齢者分・介護分(40歳以上)の3区分で
所得割:9.1%(+0.5%)
均等割/人 43,400円(+1,300円)
平等割/戸29,000円(+700円)
総額 4367万7千円
今後5年間で5億円弱引上げる予定。
コロナ禍に市民いじめはひどい。