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市議会が市民病院給食を試食
2021年10月~委託業者変更
メーキュー㈱からエームサービス㈱に

カテゴリー: 議会報告

ムリなのか地産地消
碧南市民病院の病院食の委託業者が昨年10月から変更しました。患者さんから「味が薄い」などの声が出ているとのことで11月11日と17日に市議会議員が試食会を行いました。
 当日のメニューは、標準食で「赤魚の煮つけ、切昆布とさつまいもの煮物、もやしのユカリ和え、イチゴのムース、米はご当地米ということで広島産」約800カロリーです。
 碧南産や愛知県産なしです。病院内ではこの日130食を作っているとのことでした。

プロポーザルで業者決定
 病院当局は2021年1月20日から2月4日にプロポーザルで業者決定しました。開院以来、調理業務を行ってきたメーキュー㈱からエームサービス㈱に切り替えとなったのです。エームサービスは、1978年に三井グループと米国アラマーク社の合弁による給食事業会社として設立した会社で本社は東京です。食材確保は会社独自にもち「地産地消」など入る隙間もありません。

お米くらい地元で
 市民や業者からは「米も野菜も地元からは一切買わない。市民病院なのにこれでいいのか」との声もあがっているようです。

病院食は治療の一環
 日本共産党は、市民病院開院時、給食や窓口業務など委託部門が多いと指摘してきました。病院食は治療の一環であり直営でこそ病院スタッフとの情報共有も瞬時に正確に行うことができます。調理の委託は「人貸し業」にも通じ違法とされています。

食事療養費25年間も据え置き
 入院医療においては「食事による栄養補給」が治療の重要な1要素となります。このため、医療保険からも「入院時食事療養費」が給付されます(現在、一般的なケースでは「1食当たり640円の食費を、患者が460円、医療保険が180円と分担して負担」する)。入院時食事療養費は25年も据え置かれたままで、病院は給食継続に困難を極めています。

全国では地産地消の病院食も
 滋賀医科大付属病院(大津市瀬田月輪町)では、20年から1?2月に一度、「地産地消」の日を設け、守山産のメロンや比叡ゆば、赤こんにゃくなど県産の食材を使ったメニューを提供。栄養治療部の中西直子副部長は「食べ慣れた郷土の食材を使った料理は懐かしく、心が安らぐ。入院生活は何かと制約が多く、その中でも少しでも楽しみ、ひいては食欲の増進につながってほしい」と。
生産者側も「安心安全」を武器に、県産食材を病院など医療福祉施設に積極的に売り込んでいます。甲賀市の農業生産法人「オカムラ農産」は、農薬や化学肥料の使用量を通常の半分以下に減らした「環境こだわり米」をいちはやく申請し、病院や福祉施設などに提供。 岐阜赤十字病院、宇治徳洲会病院(京都府)、JA長野厚生連小諸厚生総合病院(小諸市)岡山県笠岡市・医療法人緑十字会笠岡中央病院、京都大原記念病院グループ・・など、全国でも地産地消を、病院食こそ取り組んでいます。

食事で儲け考えないで
 碧南市民病院での給食業務業者変更によって、今までメーキュー㈱で働いていていた調理員はエームサービスに多くは移籍したそうです。結局、業者買えは働く人に犠牲を押し付けるものです。自分の意思でなく会社を変わることにしたのです。市長局は、もっと現場で働くひとの声を聴き、どうしたらよりよい給食と職場環境になるのかを進めるべきです。

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