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愛知知事選挙結果
革新県政の会が声明

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▽尾形慶子 無所属・新 25万1263票

▽大村秀章 無所属・現 当選 145万2648票
▽末永 啓 無所属・新 13万 374票
▽山下俊輔 諸派 ・新 12万3940票
▽上原俊介 無所属・新 10万3883票
▽安江 朗 無所属・新 8万8981票

   尾形けいこ候補が健闘
みなさんのご支援に感謝します

2023年2月7日 革新県政の会

 2月5日投開票の愛知県知事選挙で、革新県政の会も参加した「みんなで創る安心の未来」から立候補した、尾形けいこ候補は、勝利できませんでしたが、健闘しました。
 【選挙結果】 投票率36.43%
尾形けいこ  251,263票(得票率11.68%)
当 大村 秀章 1,452,648票(得票率67.53%)

広がった共同の輪
 今回の知事選挙は、6人の候補者が乱立するなか、広範な市民と野党が共闘した尾形候補と、現職の大村氏を支えるオール与党の対決の構図となりました。市民運動に参加する個人と革新県政の会が尾形候補の選挙母体「みんなで創る安心の未来」を結成しました。尾形候補は、政党では日本共産党と緑の党グリーンズジャパンが推薦、社民党と新社会党が支持し、れいわ新選組代表山本太郎氏が個人推薦、団体では市民がつながる会・愛知7区、だらっと憲法カフェなどから推薦を受け、原発ゼロ、設楽ダムの建設中止を求める会、老朽原発40年廃炉訴訟などに取り組む多くの市民から支援が得られました。

SNS拡散で
「みんなで創る安心の未来」は、SNSチームをつくり、ホームページ、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ティックトックのツールを活用して若者にも尾形候補の政策を伝え、
行動を紹介することにチャレンジしました。

政策・争点うきぼりに
 革新県政の会は、コロナ禍や物価高から県民のいのち暮らしを第一にする県政の実現、軍拡と大増税をすすめる岸田自公政権に審判を下す重要な選挙と位置づけました。尾形候補との懇談を通じて、各団体の要求と現場の実態を知らせ、保育の定数改善、医療、ケア労働の処遇改善、教師の確保、消費税減税、インボイス制度反対、憲法を生かした平和外交など知事選挙の重点政策に押し上げました。また学習資料・動画、シールアンケートなどで知事選挙の意義や要求について関心を高めることを重視して取り組んできました。

気候危機、賃上げ、ジェンダーに共感
 尾形候補は「ストップ気候危機・ジェンダー平等・安心の未来」をスローガンに、「県民の明日の未来に必要な政策は何か」を問い、「光熱費ゼロ住宅など脱炭素産業NO1の県政を実現して雇用を増やし、愛知の豊かな財政を医療、教育、子育ての充実に使う」「知事として政府に最賃引き上げをきっぱり要求する」の訴えや、「女性はすでに頑張っており、適正な評価で賃上げなど処遇の改善を」の訴えは多くの労働者や県民の共感を広げました。この尾形候補の訴えは、県政のあり方に一石を投じるものとなりました。

大村候補30万減票
 大村候補は、産業首都あいち、リニア大交流圏、ジブリパークを前面にアピールしました。連合愛知と自民県連、公明、立憲民主、国民民主の推薦を受て〝圧勝〟という結果になりましたが、前回の得票177万から30万票以上減らしました。一方で、投票率は前回の35.51%から微増という結果におわり、尾形候補の魅力を広範な県民に伝える点で力不足だったことを指摘せざるを得ません。また、県民の政治不信がなお大きいことも明らかになりました。

公約実現へさらに 
 今回、「みんなで創る安心の未来」に参加して県知事選挙をたたかったことは、新たなつながりと運動の発展の可能性を示したと考えます。革新県政の会は、今回の選挙で大きな要求となった課題の実現をめざし、引き続き奮闘することを決意します。

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