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反戦 黙らない 東京・渋谷
岸田大軍拡反対 市民がパレード

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「反戦行進0225/
NO WAR MARCH
」  
2月25日、アパレルや音楽関係者、研究者をはじめ幅広い市民有志でつくる実行委員会が呼びかけた「反戦行進0225/NOWAR・MARCH」が東京渋谷で行われ約1000人が行進しました。

軍事費増額に反対する声可視化を
 実行委員のひとりで、ライブハウス「LIVE HAUS」店長のスガナミユウさんは、ロシアによるウクライナ侵略から1年が過ぎ、多くの人が物価高騰などに苦しむなか、「軍事費の大幅増額など、戦争へ向けた準備が進められています。そうした政治に反対する、市民の声を大きく可視化させたい」と述べました。

小さい声でも無視するな
 若い世代の参加者が目立ち、東京都杉並区の男性(31)は、安保3文書など大軍拡へと突き進む岸田政権に不安を感じてパレードに来たと話し、「私の声は小さいかもしれないが、国民の命と暮らしを無視するなと表明したい」と話しました。
東京都立川市に住む大学3年生(21)は、ロシアによるウクライナ侵略が終わらないことに胸を痛めていると話し、「黙っていたら、日本でも政治家によって戦争が引き起こされてしまうかもしれない。私は戦争に反対です」と語りました。

平和の声 全国で
ウクライナ侵略1年 東京で集会・デモ

 24日には、ロシアによるウクライナ侵略から1年、一日も早い戦争終結と平和を求める行動が全国各地で取り組まれました。東京・日比谷野外音楽堂で開かれた集会とデモには、雨が降るなか1000人(主催者発表)が参加し、「ロシアは侵略をやめろ」などが書かれたプラカードを掲げてアピールしました。

ロシアに断固抗議、即時停戦を
 主催者を代表してあいさつした、総がかり行動実行委員会の高田健共同代表は、国連憲章や国際社会の批判を無視して侵略行為を続けるロシア政府に断固抗議すると表明。「戦争に抵抗し、平和を求める全世界の人たちと連帯しながら、即時停戦を求めて声をあげ続けよう」と述べました。
ジャーナリストの志葉玲さんは、数日前までウクライナで取材していたが、病院の敷地や学校にミサイルが飛んできていたと告発。「ロシア軍は戦争犯罪を繰り返しています。こうした暴挙は止めないといけない」

戦争準備の口実許さぬ
 ウクライナ情勢などを口実に日本政府は、安保3文書の改定をはじめ戦争準備を進める政府に「憲法9条を持つ平和国家としての信頼を踏みにじろうとしている。私たちは、平和の声をあげていきたい」と語りました。

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