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第9期計画の課題
介護保険料 非課税者8,498人(49%)
保険料引下げ、入所サービス保障を

カテゴリー: 議会報告

4億円で、月650円引下げを
 「介護保険の負担が大変」限りある年金でくらす高齢者から悲鳴があがっています。
 12月15日~1月15日まで、第9期介護保険計画のパブリックコメントが始まります。
 保険料引き下げ、減免制度の拡充など市民の声を届けましょう。《左表》は第8期の保険料です。この3年間で、4億円の基金(貯金)が出来ました。これを使えば、今後3年間、1万7411人の加入者に月約650円の引上げが可能です。

お金がないと入所できない
 碧南市の65歳以上1万7411人の48%は非課税者です。所得第1段階は生活保護水準。1,594人のうち生活保護受給者は135人です。
 第2段階は年金月10万円以下1,154人。
碧南市の介護保険料利用料の減免制度の対照はここまでです。他にも申請条件があり、持ち家がどうか、貯金は80万円以上あるか?など生活保護申請以上の過酷なものです。第5段階までは、月10万円以下の非課税者で、合計8,498人は、介護入所施設をお金がなくて利用できません。減免制度を拡充し対象に出来れば施設入所も可能となります。

保険料は年金天引き、施設サービス除外はヒドイ!!
 碧南市の良いところは、介護認定やサービス検討の困難事例を市直営で行なっていることです。困難事例の多くは、認知や寝たきりで自宅介護が難しくなった1人くらしの方。お金の支払いが不能として施設入所ができなくなっています。公的保険制度で保険料は年金天引き
(年額18万円以上)されます。しかし入所サービスが事実上除外されてしまうのは不当です。

国市は低所得所軽減を
2021年度から、1~3段階への保険料軽減《※印》が日本共産党の国会質問で実施。3年となります。現在、国は、この廃止を狙っています。また同年から高齢者控除10万円引下げで増税。緩和措置が行なわれてきましたが、これも廃止検討中。
日本共産党は、存続求めて一般質問でがんばります。傍聴に来てください。

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