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愛知県立高校150/74校が公開
碧南・碧南工科・高浜高校は公開

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不登校、小中30万人、高校6万人で過去最高
文部科学省は2023年10月4日、「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果を公表しました。
 調査結果によると、小・中学校における不登校児童生徒数は29万9048人(前年度24万4940人)であり、前年度から5万4108人(22・1%)増で、過去最多です。 高等学校における不登校児童生徒数は、6万575人(前年度5万985人)で、前年度から9,590人(18・8%)増でした。合わせて36万人の不登校を生み出す要員に、子どもの人権を犯す校則が指摘されています。

生徒指導提要改正から1年半
2010年の発行から12年ぶりの2022年12年ぶりに「制度指導提要」が改正され「子どもの権利条約」の立場が強調されました。

主体的な子どもへ校則見直しを
「自分で考え、自分で学び、自分の意見を持ち、行動する」そんな大人にならなければ、未来社会はになえません。着るもの、髪型など個人の人権に係ることまで、規制しはみ出すことは許さないという学校では、世界の主体性ある生き方からかけはなれてしまいます。
 まずは、校則の公開、市民や子どもたちも交えて本当に、ふさわしいかを議論することが必要です。

碧南高校=2024ブレザー制服で校則も毎年見直し
碧南高校では、2024年度からブレザー制服に代わります。「毎年見直し、生徒会、PTAから意見をいただく機会を設け、運営委員会で決定」と書かれています。

政治活動や運動禁止
  =18歳有権者なのに?

碧南高校の「生徒心得」では「校外であっても本校関係者に対する活動や運動を行わない」と書かれています。18歳選挙権が保障され気候危機打開やジェンダー平等。金権腐敗政治の打破や、資本主義のままでいいのかという未来社会についても探求を禁止するのは「人権」と成長をはばむものです。

碧南工科=男女の別記を解消
碧南工科高校は、ブレザー制服になっています。性の多様化に伴い、「男子」「女子」で区分されている制服規程をなくしていくそうです。
「冬山登山」の禁止も書かれています。毎年見直しの明記もされています。

碧南市の小中学校も校則公開を
碧南市の中学生も新年度からブレザー制服が始まります。せっかく選択肢を増やしたのに校則で児童をしばりつけてはなりません。
 ぜひ校則は全校公開で、民主的で子どもの人権と個性を伸ばす学校にしていただきたいものです。

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