永年の提案が実現
6月補正予算では、18歳までの通院費無料化などいくつかの住民要求が実現しています。
中央駅のフラット化は、広場中央の噴水が故障し、撤去して9台分の駐車場をつくるものです。中央駅は朝夕のラッシュ時に送迎車が溢れます。また臨海部の企業送迎バスが車道に長時間駐車しています。ツアー観光のバスの集合場所にもなっていますが、現在は利用不可能です。
日本共産党は今まで、噴水周りの植樹の根がコンクリートの囲いを爆裂。椅子の老朽化など対策を求めてきました。広場全体をフラット化し、有効利用を求めてきました。
企業送迎車対策はならず
今回の改修は、彫刻の移動はしないので、企業送迎者も観光バスの待機場所はできません。
さらに、設計を精査し広場の有効利用と改善が必要です。
くるくるバス一時間毎ならず
「公共交通計画(2024~2028年)の1年目。くるくるバスの利用促進事業としながら1186万円は、増便・拡充はなし。
計画策定のアンケートでは、60歳以上34.6~
29・2%のダントツトップで「無料のまま本数などサービス水準を上げる」と求めています。
また59・4%が(市全体905人のうち)増便や運行時間の延長を求めているのに、市は耳をかしません。今回の補正予算では、あまり市民要求のなかった店舗へのバス停乗り込みを9ヵ所(?バロー大浜②バロー笹山③ドミー大浜④ドミー千福⑤ピアゴ⑥アオキ⑦ゲンキ金山⑧生田⑨かねやす)の店舗に交渉。1度は断られているが交渉するとしています。また医師会に働きかけて医療機関を音声を紹介するとしています。市民や利用者が求めている1時間毎のくるくるバスや、電気車、低床車、バス停の設置はありません。
バス購入は、今年度無理?
2024年度予算計上したパープルとオレンジのバス購入は、入札も納車もメドがたっていません。「公共交通計画」では令和8年度から2台の電気車を導入する計画です。令和7年度にオレンジ・パープルバスの買い替えを先送りしエコで乗り降りしやすい車両にすべきです。「市民の声を聞かない」前禰冝田市政の負の遺産」がくるくるバス改善にもこびりついています。
あおいパーク改修は天井だけか?
前禰冝田市長がやり残したあおいパークの改修は、天井の水漏れを直すために790万円の設計費、来年度工事とされています。
日本共産党は、炭酸泉の導入など新たな魅力づくりを提案してきました。
ぜひ組み込んでいただきたいものです。
北新川駅周辺開発
県道西端線のアンダーパス化が決まり、線路の高架計画は消えました。6月補正では、駅前ロータリーの無い北新川駅、一方通行の線路横断踏切などの課題を解消するために道路交差点5ヵ所の調査を行い将来の、交通ネットワークの計画へと進めます。
問われる
小池新市長の手腕
6月28日最終日の6月議会では、市長選挙後、初の定例議会で小池市政のカラーが打ち出されました。18歳までの通院費無料化の10月実施の決断は評価されています。
しかし給食費無料化、帯状疱疹ワクチン補助は実施時期を示すことができませんでした。また石炭火力発電廃止、アンモニア混焼には、無批判に国県に同調する姿勢にとどまりました。
今後の気候危機打開、二酸化炭素削減の行政責任を果たすごみ焼却場問題も公設新規建替えを言えません。
くるくるバス増便拡充も「市民との対話」を掲げるなら、小学区ごとの話し合いで1時間毎を推進すべきです。
今後の小池市長の手腕を1万4千人の「小池票」を投じた市民は注目しています。