6月議会の日本共産党市議団の一般質問と答弁の要旨です。小池市長就任2年目は「給食費無償化」を議会で反対され、大幅に後退させた弱腰が浮き彫りになりました。
小学生のみ、3学期2・5ヶ月のみ、予算は9400万円から4000万円に減らし、市民にも議会にも、説明責任を果たさないままでした。
磯貝 明彦議員
築山保育園・大浜幼稚園の統廃合について
問 公立2園を廃止し、新たに民間こども園を誘致して、そこへ移行していくことになるが、保護者の方たちの多くの不安をどう解消していくのか。
答 教育・保育が円滑に移行できるように新しく決まった園の主幹保育教諭・一般保育教諭等には令和9年度中にそれぞれの園で引き継ぎ保育をしてもらう。年間を通じて行事に参加してもらい、それぞれの園の取組み方や考え方や地域特性を知ってもらう。
問 新たに誘致する伊勢町は災害リスクが高い地域である。自力で避難できない190人の子どもたちを水平避難させていけるのか。津波到達時間はどのくらいか。
答 津波到達時間は、津波発災後2時間から4時間前とされている。同規模の鷲塚保育園では鷲塚小学校への避難訓練を20分程度で実施している。
資格確認書の発行について
問 国保加入者全員に資格確認書を送付する 考えは。
答 交付する考えはない。
所有者のいない猫への餌やり、キツネ対策について
問 野良猫対策の対応マニュアルは作成してあるのか。
答 県のマニュアルを活用。
問 キツネ対策として生態調査をしていくお考えはあるか。
答 調査する考えはない。
山口はるみ議員
気候危機打開、ごみ焼却場について
問 ごみ焼却場の建替えについての進捗状況は
答 公設民設、産業廃棄物混合処理の可否、処理方法、規模110t/日は一つの基準として今 後検討委員会で検討する。決定していることは「新設」「2号地多目的グランド」用地である。見積もり会社3社により7月24日に入札する。今年度中を目標に進める。
問気候危機打開には再エネ、省エネを徹底することが最大の対策。新規事業の既設住宅省エネ補助の応募状況は。
答 17件の見込みに、6件360万円の申し 込みあり。
恒常的に給食費無償化を
問 小池市長は、小中幼保の1学期給食費無償化を予算化。議会が反対し白紙撤回となった。その後、小学生,3学期のみに大後退。
市民や議会への説明責任を果たしていない。
答 4月からの給食費無償化や、撤回の通知は学校などで行なわれてない。国が来年度から小学生無償化となるので。
問 地産地消やオーガニック給食を。大府市 東郷町など38自治体が加入する「全国オー ガニック給食協議会」に参加し学び実施を。
答 努力はしたい。
300人の不登校
問 安倍政権の10年前から3倍の不登校が増加。心に傷を負った状況は、競争激化、ゆとりのない状況の解決が必要。子どもの権利条約の徹底や「子ども計画」の策定を。
答 小中合わせて過去最高の約300人が不登校。「子ども計画」は策定に向けていく。
宮下住宅の建設を
問 住宅計画に掲げた吹上町側の40戸の建設促進を。民間家賃補助の実現を。
答 計画の今後5年間には明確にする。
民間家賃補助は考えていない。