スクープで社会を動かす。待望の電子版、はじまる。
聞いたことある?「しんぶん赤旗」。 それは、国民に真実を届ける本物のジャーナリズム。
自民党を追いつめたあの「裏金」問題も、スクープしたのは赤旗。 その「しんぶん赤旗日曜版」が
皆さまのご要望におこたえし、ついに電子版に。 日本中で一番早く、スクープをお届けします。
従来の紙のしんぶん赤旗は、引き続きお読みください
首相の退陣表明
破綻した自民政治の転換こそ
石破茂首相(自民党総裁)が退陣を表明しました。参院選の大敗を受けて「石破おろし」の党内圧力に抗しきれず、退陣に追い込まれました。自民党政治の末期ぶりを表しています。
国民不在の抗争
自民党は、選挙で示された民意に向き合わず、国民そっちのけで党内抗争を繰り広げました。参院選後1カ月半にわたり「政治空白」を生んだ責任は重大です。
関税・物価対策失敗
関税交渉では、米国から高い関税率と莫大(ばくだい)な投資を押しつけられたにすぎません。物価高騰による国民の生活苦はいっそう厳しくなっています。石破首相が総裁の座にしがみつくことで、党内抗争を拡大させ、物価対策の議論も進まない「政治空白」を生み出したにもかかわらず、反省の色さえ見せない態度にはあきれるほかありません。
裏金、経済無策、米追随
いま問われているのは、自民党全体の責任です。昨年の総選挙と今年7月の参院選挙で、裏金問題への無反省や物価高に対する経済無策、アメリカ言いなりの大軍拡など自民党の政治路線や政治姿勢に対し、国民の厳しい審判が下されました。
大軍拡、大企業優遇
防衛力の抜本的強化と大軍拡を推進。消費税減税についても大企業・富裕層優遇の税のゆがみに切り込むそぶりは見せません。「政治とカネ」をめぐっても、裏金事件の真相解明や企業・団体献金の禁止に、最後まで後ろ向きでした。
臨時国会早急に
いま求められているのは、参院選で各党が公約に掲げた消費税減税などの物価高対策を話し合い、国民の願いを実現する政治へとかじを切ることです。古い自民党政治と決別するために裏金問題に決着をつけ、企業・団体献金の禁止に踏み出すことです。そのために一刻も早く臨時国会を開くべきです。
希望ある対案を
日本共産党は、自民党とたたかう姿勢を持つ野党や多くの国民と協力し、自民党政治の抜本的転換のため力を尽くします