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維新・藤田共同代表、還流構図認める記者の名刺ネット公表は「犬笛」!!N党と同じ匂い

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ウダウダの政党助成金
日本維新の会の藤田文武共同代表が、公設第1秘書が代表を務める会社への公金支出を巡る疑惑が「しんぶん赤旗」日曜版(11月2日号)で報じられたは4日、国会内で会見し、公金還流の事実を認め「今後は発注しない」と表明しました。
 国民の税金を使った公金である政党助成金が「使途の基準もなく2,000万円も関連会社に流し、公金で支払われている第1公設秘書の給与も公金で支払われています。明確な「還流」であり、政党助成金がウダウダに使われていることが示されたものです。
 藤田氏は「記事は恣意(しい)的に作られた。今後は共産党および『しんぶん赤旗』の質問には一切、返答しない」と述べ、記事が虚偽であるかのような攻撃を繰り返しました。

赤旗記者の名刺ネット公開で脅し
 藤田氏は、インターネット上に取材した日曜版記者の名刺画像を編集部が公開していない電話番号が見え、担当記者のメールアドレスが推測できる状態で掲載。この後、担当記者を名指ししての電話があり、なりすましが疑われる迷惑メールが大量に送信されています。
 しかし藤田氏は「携帯電話(番号)は消しているし、メールアドレスのドメインも消している。それ以外の番号は公開情報」と述べ、削除しない考えを示しました。

政党代表としてふさわしいか
 第1秘書が代表の会社の実態について、記者から質問が相次ぎました。「(秘書の会社に)冊子7万部315万円で発注したが、いくらで別の会社に発注したのか」などと問われましたが、藤田氏は、「(原価を)出した場合、僕ら訴えられる」「デザイン業務をなめすぎ」「それはあなたの感想。一般的な商慣習を知らないだけ」と、問いに答えず、質問する記者を威嚇するような発言が目立ちました。

やましさは隠せず
 いくら強がっても、やましさは隠せなかったか。「真摯(しんし)に受け止め、今後は一切行わない」「反省すべきは反省し、説明責任を果たす」と釈明に追われている日本維新の会の藤田文武共同代表。自身の公設第1秘書の会社に約2千万円の公金を支出し、その会社が同秘書に年720万円の報酬を支払っていたという税金還流の疑惑。本紙日曜版がスクープしました.

橋本徹氏が批判
 この報道にすぐに反応したのが維新創設者の橋下徹氏でした。自身のXで「まさに政治家による公金マネーロンダリング」と指摘。その後も「禁止ルールがなくてもやったらあかん」「これが今の維新国会議員団の公金の扱いに対してのぬるぬるの感覚の象徴」と批判しました。
「身を切る改革」と言いながら  身を切る改革を声高に叫びながら、身内には税金を使ってもうけさせる。政治とカネの問題を棚に上げ、民意をきりすてる国会議員の定数削減を迫る。税金を分けあう政党助成金をもらい、それを還流させる。言うことと、やっていることが真逆です。

兵庫知事選挙の反省なしか
 しかも藤田氏は取材にあたった日曜版記者の名刺を公表。嫌がらせ電話やメールが相次ぎ業務が妨げられています。こうしたやり方はプライバシーの侵害とともに、与党幹部による記者活動や言論への圧力です。
 いまや高市反動政権のダブルアクセルと化した維新。その代表が疑惑まみれでは国民が望む政治に進むわけがありません。
 藤田氏の座右の銘は「敬天愛人」だといいます。
 自然を敬い、人々への愛情や思いやりを大切にする。これは前碧南市長のねぎた氏と同じ。

NHK党も協力
10月15日、『NHKから国民を守る党』(以下、N国党)の立花孝志党首(58)が自身のXを更新し、〈公表控えていましたが、正式に決まりました。 NHKから国民を守る党の参議院齊藤健一郎が、自民党会派に入ります〉とポストしました。新しい会派名は「自民党・無所属」と報じていたが、参議院のホームページで、会派名が『自民党・無所属』に変わっており、これまで100人だった会派の人数が101人になっている。「犬笛」で死者まで出した。N党と、同じ匂いの維新の藤田氏なりふり構わぬ高市氏のはず合わせは、民主主義や人権守ることからも危険と言わざるを得ません。

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