利用者に大反響〝守ろう〟
12月1日、碧南高校門前で「図書館中央分館」を守りましょうと市民ら10人が高校生にビラと署名で訴えました。
「どうしてなくすの」「全然知らないのになくすなんておかしい」と若い怒りの声が寄せられました。11月30日には、図書館中部分館前でも宣伝。くるくるバスを待つ人や図書館からの出入りの若者は「いつも来ているのに困ります」と短時間に30名近い署名が集まりました。
市民の知性と民主主義を培う宝
2025年6月28日、産経新聞では図書館が多い街ほど要介護者も少なく高齢者7万人の7年間追跡調査で判明 と報道。
慶応・京大の調査で
図書館や図書館の蔵書数が多い自治体ほど、その自治体の要介護高齢者が少ないことが慶応大と京都大の統計調査でわかった。図書館が多いと、要介護者が少ないという相関関係が確認され、図書館や蔵書の充実といった文化財への公共投資が、健康長寿の街づくりに有効である可能性も示唆する結果となった。調査グループは「財政難で公共サービスが削られる現状にあるが、図書館の有用性を改めて見直すきっかけになれば」としている。
初調査 図書館×要介護リスク
調査は慶応大総合政策学部の佐藤豪竜専任講師(医療経済学)が中心となって実施。図書館と要介護リスクの関連について調査した初めてのケースになるという。北海道から熊本までの19市町村のデータを利用。中には図書館のない自治体も含まれる。平成25年をベースに要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者7万3138人を対象に令和3年3月まで追跡調査した。
図書館の蔵書数が人口当たり1冊増える(千人の町なら千冊)と、その地域の高齢者の要介護リスクが4%減少することに相当する相関関係が確認された。同様に10冊増えると約34%減少、さらに街に図書館が1館増えると、要介護者が約48%少ないことが確認されたという。碧南市は3館合計56万冊。1人8冊。東部プラザの囲碁カラオケも、元気高齢者のもとですよ小池市長。












