「校則アンケート」反響
日本共産党の「校則問題プロジェクト」がインターネットで始めた「校則アンケート」が早速反響を呼んでいます。梅村さえこ衆院北関東比例予定候補・党校則問題プロジェクト責任者はアンケート開始の16日、さいたま市内での宣伝でQRコードの入ったボードを手に訴え、高校生らが次々に足を止めました。
ずっとおかしいと思っていた
梅村さんは「疑問に思う校則や、校則を変えられたらいいと思ったことなど、皆さんの声を聞かせてください」と中高生に声をかけました。宣伝の参加者が3人連れの高校生に「校則に意見ありますか?」と声をかけると「あるある」と言いながら、QRコードをスマートフォンで読み取り、「お、いいね。やってみます」
「中学校の時が厳しかった。なんで靴下の色や髪の毛を縛るゴムの色まで細かく決めるのか、ずっとおかしいと思っていた」と話す高校生もいました。
強い関心ごと
金子あきよ・さいたま市議は「気軽にコードを読み取ってくれてびっくり。強い関心事だと思った」と言います。
ともに宣伝した「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお・さいたま市長候補は元小学校教師。「子どもの権利、人権をまもる市政をつくりたい。知り合いに校則問題にとりくんでいる人がいる。共産党のアンケートはとてもタイムリー」と話します。
宣伝に集まった人たちも「子どもや孫にひろげたい」と話していました。
校則アンケートでは、中学生・高校生・小学生・卒業の10代、教職員、保護者に分けて設問されています。
日本共産党は子どもの権利をまもるため、下着の色の指定やツーブロック禁止などをとりあげてきました。なお、このアンケートは学校を一方的に批判するためのものではありません。校則の問題をみんなで考えあい、いい解決方法を見つけていくためのものです。
校則改善「いいこと」吉良よし子参院議員に文科相
3月16日、日本共産党の吉良よし子議員は参院文教科学委員会で、下着の色、髪形や髪色まで細かく指定するような「ブラック校則」とも言われる理不尽な校則についてただしました。
萩生田光一文科相は、「おかしな校則を中高生が積極的に変えていくことはいいこと」だと答えました。