6800人が視聴
来たる総選挙での政権交代実現、日本共産党の躍進に向けて日本共産党東海ブロックは15日、山下芳生副委員長を弁士に迎え、オンライン演説会を開催しました。山下氏は、「比例東海ブロック(定数21)の躍進が全国の躍進を切り開く。4県の力を一つに集め、96万票を獲得し2議席の絶対実現、3議席をめざそう」と呼びかけました。
演説会は、2600カ所以上の視聴会場で6800人以上が視聴しました。
コロナ、病床削減、75歳以上2割負担に怒り
山下氏は、迅速なワクチン接種や大規模検査、十分な補償を行わず、「感染拡大の波が繰り返される」事態を引き起こした菅政権を批判。高齢者医療費2倍化や病床削減、五輪開催などあべこべの政策に固執し、コロナから国民の命と暮らしを守り抜く覚悟がない政治に退場を求める国民の声が急速に広がっていると強調しました。
3国政選挙勝利で野党共闘の希望が
4月の3国政選挙では、市民と野党が共闘すれば政治を変えられることが「劇的に示された」と述べ、共闘の力で菅自公政権を終わらせようと訴えました。
新しい日本へ五つの提案
また、山下氏はコロナ危機を乗り越えて新しい日本をつくる党の「五つの提案」を丁寧に紹介。19歳で入党した自らの経験や党名に込められた未来社会のビジョンを語り、国民の苦難軽減に尽力する草の根の党の仲間になってほしいと呼びかけました。 新しい日本をつくる五つの提案
○新自由主義から転換し格差を正し暮らし家計応援第一の政治
○憲法を守り、立憲主義・民主主義・平和主義を回復する
○覇権主義への従属・屈服外交から抜け出し、自主・自立の平和外交に転換
○地球規模の環境破壊を止め、自然と共生する経済社会をつくる
○ジエンダー平等社会の実現、多様性を大切にし個人の尊厳を尊重する政治
学徒動員と祖母の話に涙
演説会を視聴した人は「山下さんが、先の戦争で学徒動員で亡くなった人の『聞けわだつみの声』を引用し、共産党が戦争に命がけで反対したこと。祖母から『人のためになれ。共産党にはなるな』と言われたが、学費引上げ反対の運動で共産党に入った。墓前で人のためになる生き方を報告している」の話に涙して聞き入りました。
「比例で共産党をのばして」もとむら氏
もとむら伸子衆院議員は、新型コロナ対応で逼迫(ひっぱく)する医療現場や保健所職員の声を聞き、国会で追及し、保健師の拡充につなげた経験を語り、「引き続き、命、暮らしを守る基盤を強化させていくために全力を挙げる」と訴えました。
困窮する学生などへの支援に背を向け、高齢者医療費2倍化法案強行などの悪法を推進する菅政権を批判。自民党の改憲4項目、「戦争する国づくり」を絶対に許さないためにも比例で日本共産党を伸ばしてほしいと呼びかけました。
ぜひ、オンライン演説会を見てください。