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首都圏中心にコロナ急拡大 医療現場の逼迫 顕著に
     東京 感染最多3177人

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五輪は途中でも中止を
 新型コロナウイルスの感染拡大がとどまるところを知りません。27日の全国の新規感染者数は7629人。東京都は28日3177人の感染を確認し、これまで最多だった1月7日の2520人を大幅に上回りました。都のモニタリング会議は8月3日の感染者数(7日間平均)を約2600人と予測しましたが、それを1週間前倒しして超えるペースです。医療関係者からは「第5波がこの先どこまで広がるのか恐ろしい。濃厚接触者をめぐる五輪のルールはひどすぎる。あれでは選手の安全が守れない。こんな状況が続くなら五輪は途中でも中止した方がいい」(埼玉協同病院の増田剛院長)との声があがっています。

全国も感染広がる
 感染者数は沖縄県354人、神奈川県758人、埼玉県593人、千葉県405人などいずれも右肩上がりに増加しました。政府が住民に呼びかける「不要不急の外出・移動自粛」のメッセージが全く届いていません。東京都に2回目の緊急事態宣言が出された1月8日の都内の感染者は2459人。しばらく高止まりを続け、1月下旬からようやく下降に転じました。3回目の宣言(4月25日)時も大型連休あけをピークとして減少するまで3週間程度かかりました。

病院がひっ迫熱中症も
 4回目の宣言発令(今月12日)から2週間が過ぎましたが、宣言の効果はまだ見られません。23日の東京五輪開会式をはさんだ4連休の影響で人の動きが活発になり、病院の逼迫(ひっぱく)が顕著になり始めています。
 増田院長は「発熱外来には熱中症も含めて多数来院し、その中にコロナ感染者がまじっている。2、3週間前から陽性者数が増え、医療現場の緊張度とストレスが高まっている」と現状を告発します。
 入院は20~50代が圧倒的。日本語を話せない外国人も珍しくなく、入院できず自宅待機を余儀なくされる人が多くなっています。

予想された事態
 国際医療福祉大学大学院の和田耕治教授(公衆衛生学)は「大変厳しい状況。五輪の間接的影響はもちろんあるし、それ以外の人の動きも増えている」と指摘。「五輪を無観客にしたからといって問題は解決しない。感染力の強いデルタ株によって際限なく感染者が増える」と危惧します。和田氏は過去最多となった東京都の感染者数について「既に予想されていた数字。行政は市民に感染者増の可能性と予防について厳しい対策を市民に要請していたのか」とのべ、「感染拡大が重大局面だということを市民に向けてもっと発信し、いまからでもしっかりと感染者を減らすべく舵(かじ)を切るべきだ」と強調しました。

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