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コロナ禍 市民の命の砦 市民病院守れ
病床削減や統廃合リストの撤回いえぬ市長

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10年間法定内繰入だけで運営
 碧南市民病院は、昭和63年5月開院以来31年間経過しました。公立病院は不採算部門を受け持つ役割を追っています。国は『左表』のように『法定内繰入項目』を定めています。 日本共産党山口はるみ議員の一般質問で、碧南市民病院は、過去10年間以上この法定内繰入金だけで、『法定外』の一般会計からの繰入金はなしで運営してきたことが明らかになりました。

県下17病院中9病院が法定外なし
さらに決算質疑で県下17自治体病院中、法定外繰入なしは9病院となっていることも明らかになりました。自治体病院は、市民との合意で作られたものです。市民の命を守る砦として維持し機能強化することが地方自治体の責務です。
今こそ国の自治体病院つぶし跳ね返そう
コロナ禍で、医療崩壊、病床不足、自宅療養が進む中で、感染患者を受け入れる公立病院は命の砦となっています。

めざせ墨田区
東京都墨田区は「コロナ重傷者を出さない。入院拒否はしない」と自治体と民間医療機関が力を合わせて全国の注目を集めています。
 入院患者は、症状が進む患者と回復に向かう患者に分けて、回復患者は民間病院に回す。かかりつけ医は訪問医療で在宅患者を担います。薬局はFAXで調薬を受け自宅へ配達。とのネットワークを構築しています。
 碧南市民病院と地域医療機関はワクチン接種でも他市にない連携で成功しています。さらに墨田区を目指して「碧南市に住んでいて命が助かった」と言える発展が可能です。

命と健康後回しでは市民病院は守れない
市長は「国の方針には逆らえない」と答弁しました。50床以上の削減には消費税増税分で補助金を出すとの国の「毒入り飴玉」に 尻尾を振って迎合しています。かけがえのない市民の命と健康を守る、市民病院は「住んで良かった」と必ず納得と合意を得られます。
 目先の損得でなく、長期的な視野に立ってリニューアル推進も必要です。

また!!歯科口腔外科でパワハラ
9月1日日本共産党に投書が寄せられました。歯科口腔外科でパワハラ医師が問題を起こしているとの告発です。病院内では周知の事実。パワハラ問題も解決できないで何が「経営改善」でしょうか。市長が行うべきは働きやすい民主的な職場にすることです。

矢作川防災拠点施設と蜆川河口水門を
 今年4月に西尾市志貴野地区に防災ステーションが開設されました。国交省は、豊田市森町とこの2か所に、防災ステーションを。岡崎市、安城市、碧南市に防災拠点施設を計画しています。市は上部利用計画を設計し早期推進をと、求めました。具体的な構想と国へのアクションが不十分です。蜆川耐震強化は令和6年には完成。山口議員は「市が河口水門の必要性を認識し県に求めよ」と指摘しました。

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