公約実現に全力
衆院比例東海ブロックで当選を果たした日本共産党の本村伸子氏は1日、候補者として奮闘した島津幸広、長内史子両氏とともに名古屋市中区の金山総合駅前で選挙結果を報告し、「命と尊厳を大切にする政治へ。公約を実現するために国会内外から全力を尽くします」と訴えました。
いのち優先、気候変動、ジェンダー、平和
本村氏は、「なにより、いのち。ぶれずにつらぬく」と命最優先に、自己責任押しつけ政治の転換、気候変動対策、ジェンダー平等、平和憲法を守るなど訴えてたたかったと強調。「選挙が終わったからそれで終わりではない。どんな日本にしたいか、一緒に声を上げ実現していきましょう」と呼びかけました。
政権交代はじまったばかり=島津氏
島津氏は「たくさんのご支援、ありがとうございました。1議席にとどまる結果となりましたが、政権交代への挑戦は始まったばかりです。希望ある政治をつくるために野党共闘に全力で頑張っていく決意です」。長内氏は「入管法や検察庁法の改悪阻止など国会を動かしてきたのは国民の皆さんです。政治は国民のものです。自公政治を変え、一人ひとりの成長をあきらめない社会をつくっていきましょう」と訴えました。
政治の右傾化は危険
「おめでとう」と走り寄ってきて本村氏とグータッチする男女、「入れたからね」と声をかけていく女性、手を振る若者たちの姿がありました。自民党、公明党、維新の会の議席増と「野党共闘」「政権交代」を失敗とあおり自公政治へとなだれをあおる風潮の中で、過っての「大政翼賛会」のような右傾化。正義や民主主義軽視の方向に決して向けてはなりません。
日本共産党の10議席はその歯止めの貴重な議席です。