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ウクライナ問題
ロシアは軍事威嚇をやめよ――国際社会は外交的解決に力をつくせ

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志位委員長が談話
 日本共産党の志位和夫委員長は12日、ウクライナ問題についての談話「ロシアは軍事威嚇をやめよ―国際社会は外交的解決に力をつくせ」を発表しました。談話は関係国にも送付しました。談話全文は次のとおりです。

10万の大軍で威嚇許さぬ
 一、ロシアが隣国ウクライナとの国境沿いに10万以上と見られる大軍を展開し、さらに隣国ベラルーシで合同軍事演習を開始するなど、国際的な緊張が高まっている。ロシアはNATO(北大西洋条約機構)の東方拡大の中止を求めているが、それはこうした行動を正当化する理由にはならない。自国領土内であっても、明白な軍事圧力である。ロシアはこのような軍事力による威嚇をただちに止めるべきである。

ウクライナの主権尊重を
 一、軍事的緊張の一方で、現在、関係諸国が事態打開のために、多角的外交交渉を行っている。国際社会が、危機を増幅させる軍事的対応ではなく、紛争の平和的解決を定めた国連憲章と国際法に基づき、ウクライナの主権尊重の原則に立って、外交的政治的な事態打開の努力を尽くすことが強く求められている。日本政府は、この立場にたって、国際社会に働きかけるべきである。

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