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日本共産党の総括質疑

カテゴリー: 議会報告

山口はるみ議員の一般質問

一、55人24世帯が兄弟別々の保育園
 山口議員は、今年の保育園入園希望者のうち55人24世帯が兄弟別々となった、根本的な解決をと、求めました。公立5保育園のうち4園が、0歳1歳児保育していません。下の子ができると、他の実施園に行かなければなりません。市が公的責任を果たし、すべての公立園で0歳、1歳児保育を行なうことが解決策です。ジェンダー平等の立場からも必要です。

二、市民病院守り、より良い改修を
 4月から2023年7月まで市民病院リニューアル工事が行われます。市当局は、3人床へのトイレ設置を拒否したままです。市内で唯一コロナ感染者を受入れている市民病院。病院スタッフが働きやすく、安心して入院生活ができる、良いリニューアルこそが病院活性化の決め手です。ねぎた市長は、改修予算を半減し、「経営改革」を病院抜きで実施。
法定外繰り入れ金を、現在8億円から令和8年度に1億5千万円にすると計画しました。コロナ禍で診療制限を行い、苦労してきた医師や看護師に、お金優先で「看護師削減」「もっと働け」では冷たすぎます。病院にこそ、ふるさと応援寄附金を回してほしいです。

三、デートもできない、さびれた駅前
 碧南駅前道路、駅前広場など約20億円を投入するねぎた市長。その一方で、北新川駅は、駅構内に障がい者トイレもなく和式だけ。中央駅は待合所のイスがボロボロ、企業の送迎バスは道路に駐車。各駅とも売店も喫茶店もありません。公金の不公平な使い方を改め、各駅前の活性化を求めました。また広い歩道に、西尾市のようにイスやゴミ網箱など置き、優しいまちづくりをと求めました。

左:中央駅待合のボロボロイス 中央:障がい者トイレのない北新川駅構内トイレ 右:同、和式トイレ

岡本 守正議員の一般質問

     西尾市本町のイス・ゴミ網箱

一、気候危機打開のために
 武豊石炭火力発電所(107万?)が8月に運転開始します。二酸化炭素削減のために国が決めた、碧南石炭火力発電所1・2号機(140万?)を停止するように求めるべきではと指摘しました。市当局は「業者が決める」と無責任な答弁でした。

二、コロナ対策について
 第6波の市内感染者は2,986人。ワクチン接種は、12歳~17歳は接種率68・5%。65歳以上は85・6%と示されました。県内で、入院は1648人。宿泊施設利用者は685人。自宅待機者は28,767人となっています。市内のコロナ検査は学校でのキッドは1月に使用期限切れ。保育園では各園に10個程度しかなく、定期、頻回の検査はされていません。

三、南部地域の津波・高潮対策は
 蜆川河口に可動水門が必要です。市は県の言いなりで護岸工事ですまそうとしています。避難タワーや、4階建ての子育て施設を設置し避難所としていくように求めました。市当局は津波対策は「ソフト対策」として「急いで避難」を掲げるのみ。これでは南部地域の住民の命は守れません。

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