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「地域猫」セミナー
野良猫を減らして住みよい町に

カテゴリー: トピックス, 議会報告

犬や猫と安心して暮らせるまちへ
 12月4日刈谷産業振興センターで愛知県地域猫実行委員会の主催する「Let’s地域猫セミナー2022 はじめよう!みんなのための地域猫対策」に、磯貝明彦さんと山口はるみ市会議員が参加してきました。
 来賓には、刈谷市副市長、大府市長が出席しました。

大府市では今年6月から条例施行
大府市では、犬や猫について、その健康と安全を守るとともに、周辺環境との調和を図ることで、ペットを飼っている人もそうでない人も互いの価値観を尊重しあい、安心して暮らせる地域社会の実現を目指して「大府市人と犬及び猫との共生に関する条例」を、令和4年6月1日に施行しました。
目的
 犬や猫の所有者(一時的に預かっている占有者を含む)、市民(市内事業所及び市内への通勤通学者を含む)及び市のそれぞれの責務を明らかにすることで、快適な生活環境を維持し、人と犬や猫が共生できる地域社会の実現を目指します。
とし、猫よけ器の貸し出し。犬及び猫のマイクロチップ装着費補助制度を行っています。

猫嫌いこそ「地域猫」活動を
講師には横浜市職員だった公益財団法人神奈川動物愛護協会「地域猫」発案者の黒澤 泰さん。
 開口一番「地域猫」活動は猫を守る活動ではない。野良猫を減らして住みやすい地域にすることです。の一言で、疑問のすべてが払しょくされました。

野良猫の寿命は長くて10年
野良猫は約500m範囲のテリトリーで暮らしています。きれい好きな動物です。糞、発情期の鳴き声などトラブルは、定期的なエサやり、トイレの設置で解決できます。野良猫を不妊去勢手術をセットで行うことで、野良猫を減らすことができます。

TNRとの違い
「地域猫活動」と違い不妊去勢手術のみを行うTNRでは、根本的な解決はできません。
 一方「地域猫活動」は、地域で、飼い主のいない猫を地域住民が不妊去勢手術や給餌、清掃などルールを決めて管理しトラブルを減らす活動です。 行政や関わり住民主体で、広げることで、交通事故で道路の死体を処理する件数も減ります。
 一方で、飼い主の多頭飼育も問題となっており地域全体で、環境テェックも必要です。

碧南市は、地域の動物病院に手術依頼を
 碧南市は、オス猫の去勢手術に5000円。メス猫の不妊手術に1万円を補助していますが、市内の動物病院ではこの基準では安すぎてほとんど受け入れがされていません。補助額を実態に合わせて引上げ、近くの病院に地域の人が連れていけれるようにすべきです。
 地域猫活動は、まちづくりの活動、地域のコミュニケーションをよりよくする活動として、行政支援の引き上げが必要です。

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