戦争への道のマインドコントロール
岸田政権が、敵基地攻撃能力などを盛り込んだ安保3文書を閣議決定したことに対する怒りが全国に広がっています。19日も、全国各地で抗議行動が取り組まれ、「大軍拡、大増税、改憲を勝手に決めるな」「支持率も急落している岸田政権を打倒しよう」と声をあげました。行動は、戦争法の廃止などを求めて毎月継続している「19日行動」です。国民の声も聴かず、まるでマインドコントロールされたような岸田内閣の軍拡↓増税↓くらし破壊の政治を止めなければなりません。
国民の声大きく広げよう
東京では、衆院第2議員会館前を中心に総がかり行動実行委員会などが抗議を実施し、1100人(主催者発表)が集まりました。「軍拡反対!」のプラカードを掲げた東京都多摩市の女性(74)は、米国の言いなりに大軍拡へ突き進む岸田政権が許せないと述べ、「全国で反対する声をあげ続けたい」と話しました。
共同の力で岸田悪政押し返そう
主催者を代表して、憲法共同センターの小畑雅子共同代表(全労連議長)があいさつし、国民の命と暮らしよりも大軍拡に多額の税金を使おうとしている岸田政権を批判。「私たちが未来の子どもたちに手渡したいのは、こんな未来ではありません。改憲、大軍拡に反対する共同をさらに広げていこう」と訴えました。日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員が訴え、参院会派「沖縄の風」のメッセージが紹介されました。共産党の山添拓参院議員は、専守防衛を投げ捨てる中身はもちろん、国民的な議論すらなく安保3文書の閣議決定を強行したことは絶対に許されないと指摘。「閣議決定の撤回を求める声を一緒にあげていきましょう」と呼びかけました。
碧南でも今年最後の19行動
碧南市ではピアゴ前で今年最後の19行動。「憲法守ろう」「年金下げるな」「物価高騰からくらしを守る緊急提案」「統一協会解散署名」など各団体がパンフや署名の呼びかけを行いました。