5年間43兆円の大軍拡
12月23日、岸田内閣が閣議決定した2023年度予算案は「戦後の安全保障政策の大転換」を掲げて「専守防衛」を完全にかなぐり捨て「安保3文書」にもとづき5年間で43兆円という大軍拡を進める「戦争国家づくり元年予算」というべきものです。
くらしと平和を壊す
歳出総額114兆円の9%、歳出増加額7兆円の7割が軍事費関係に。そのため、年金削減、医療介護の負担強化、暮らしの予算が犠牲にされる予算案です。
先制攻撃のための武器
長距離巡航ミサイル「トマホーク」、国産12式地対艦誘導弾を長射程化するための開発と量産、高速滑空弾の研究・量産、極超音速誘導弾の開発、トマホーク以外の外国製ミサイルの取得など先制攻撃のための武器購入です。
子育て予算も看板倒れ
岸田首相が掲げた「子育て予算倍増」は、まったく看板倒れに。物価高騰が国民を苦しめている最中に、暮らしの予算を削って軍事費につぎ込むという、血も涙もない悪政です。
原発・石炭発電を延長
「電力不足」をあおり原子力発電所の再稼働と60年に延命。「もう福島を忘れたか!」怒りの声は高まるばかりです。石炭火力発電所もアンモニア混焼では20%しかCO2削減できません。
平和外交、気候危機打開、物価高騰対策を
いま日本が取り組むべきことは、大軍拡と戦争準備ではなく、憲法9条を生かした平和の外交戦略を進めることです。世界の流れを大局で見ると、外交と理性の力で平和をという流れが広がっています。
一斉選挙で岸田打倒を
憲法と立憲主義、平和、暮らしと経済を破壊する危険な政治を止めなければなりません。
タガが外れて、暴走、腐敗政治が根深い岸田政権は退場をと運動を広げましょう。
県知事選挙、県会議員選挙、一斉地方選挙で日本共産党を伸ばし、強固な野党共同の推進でまともな政治に。ご一緒にがんばります。
頑張ってます西三河
「子どもたちのためにもう一人保育士を」の請願、
知立市・安城市で可決
碧南市議会では不採択となった保育士配置基準見直しを求める請願。知立市と安城市で可決。安城市では公明党3人だけが反対。意見書の提出には賛成するという迷走ぶり。西尾市では13人が紹介議員となり5人が賛成討論しましたが14対15で趣旨採択に。
統一協会陳情キッパリ否決
全国で「統一協会と断絶しないで」と統一協会系から陳情が。西尾市、刈谷市、高浜市、幸田町がキッパリ否決。議会の対面を保ちました。
碧南市議会が決議も意見書もつぶしたのと大違い!!