トピックス

2023年~2025年 3年間実施計画
子育て、高齢者新規なし 残り1年ねぎた市政の施策

カテゴリー: 議会報告

変えよう!希望ある市政に
 1月31日、市議会協議会が開かれ、令和5年度から令和7年までの3年間の実施計画が報告されました。
 市政は、10年ごとの総合計画をもとに、財政計画として3年間実施計画をローリングで作成して施策を進めていきます。
 ねぎた市政は、2008年から15年間。うち11年間は無投票で市民の審判もなく進められてきました。市民の願いにそっぽをむき、気候危機対策も遅々として進みません。今期は残り1年の任期ですが、市民の要求実現は皆無です。
統一協会を容認し、人権侵害も不問にする民主主義と相いれないねぎた市政は、弱い市民にとても冷たい態度です。みんなの力で、住民第一の市政に変えましょう。

遅ればせ、中小業者の省エネ・再エネ補
 気候危機打開が緊急の課題になっているのに、北部工業用地や臨海2号地に進出した企業に補助金を出しながら、再エネ省エネの推進は不問にしました。やっと2023年度から上限150万円の補助が実施されますが、推進条例など工場も一般住宅も省エネ再エネ推進、自家発電自家消費のZEH、ZEBの位置づけもされていません。本気の気候危機対策が求められます。

18歳まで医療費無料化、給食無料化
全国で18歳までの医療費や学校給食の完全無料化が進んでいるのに、今後3年間、実施の計画が盛り込まれていません。東京都では少子化対策に大きく舵を切っています。
 出生率の低い、碧南市の現実に、目を向け抜本的な対策が緊急に必要です。

スポーツ基金はゴリ押し
12月議会でも、議員から問題が指摘された「スポーツ振興基金」令和5年は1億円、次年度からは年2500円のスポーツ施設使用料を基金に積みます。
 無投票の市長がマニュフェストに掲げたからと、ゴリ押しするのです。

  実施計画の新施策9
事業 期間       事業費
①碧南用水上部整備事業  R5~R8 2億158万円
  パイプライン化された碧南用水の上部が砕石のまま引き 渡され、隣接用水との段差解消など整備。
②農業振興地域整備計画定期変更事業 R5~R6 1156万円
農用地の利用・保全・生産基盤の整備のための計画見直し。
③北部産業用地立地促進事業   R5~R7 3646.4千万円
 進出企業への補助
④カーボンニュートラル推進支援補助 R5~   年4000万円
 中小業者の省エネ再エネに1/3 150万円補助25件分
⑤防犯カメラ設置促進事業      R5~R7 2940万円
5台以上の民間駐車場へ、16万円上限30件予定
⑥保育総合システム運用事業     R5~  年186.2万円
登降園の管理などICT化
⑦学校部活動地域移行支援事業   R5~  年1679.4万円 「運動部」の指導員の配置
⑧ 学校部活動地域移行支援事業   R5~  年286.3万円 「文化部」の環境整備
⑨スポーツ振興基金積立事業     R5~1億円→2500万円       

第6回西三河市議会議員合同研修会
「どうつくる?持続的な社会」
ー気候危機をイロハからー 室山 哲也氏
 西三河9市で巡回する研修会が1月31日、3年ぶりに豊田市で開催されました。「クローズアップ現代」や「NHKスぺシャル」のプロヂューサー、解説主幹などしてきた、日本科学技術ジャーナリストの室山哲也氏から約2時間の話でした。SDGSの17項目はどの項目からも水脈のように自然破壊や気候危機にたどりつく。戦争は最大の自然破壊、人間が起こしたこの危機に目をそらすことはできない。「ダメな市長」が環境問題に消極的。科学者はペロブスカイトなど柔らかで多様な太陽光発電、みどり虫を使ったエネルギー、「風レンズ」など新技術を生み出している。再エネのポテンシャルも全電気を生み出せるだけあると。政治家が、今の原発、石炭、アンモニアからの転換をするカギと。
少女の訴え、今こそ
 最後に、27年前の1992年、リオデジャネイロで開催された地球サミットで、環境保護を訴えた12歳の少女、カナダ出身の日系4世、セヴァン・カリス=スズキさんのスピーチを紹介。胸に刺さった。「学校で、さらには幼稚園でも、あなたがた大人は私たちにどのように行動すべきかを教えます。喧嘩をしないこと、他人を尊重すること、散らかしたものを片付けること、生き物を傷つけないこと、物惜しみせず分かち合うことなどと。ならば、あなたがたはどうして、『するな』と私たちに言ったことをしているのでしょう?」
「言葉だけでなく、実際に行動を起こしてくださるようお願いします」。拍手喝采を浴びたスピーチは、現在でもインターネット上でシェアされ続けています。

▲ このページの先頭にもどる

© 2021 - 2024 日本共産党碧南市議団