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日本共産党が申し入れ 岩月ひろし議員の辞職勧告陳情
議会は政治倫理調査委員会の開催を

カテゴリー: 議会報告

問われる請願権・陳情権
3月議会に提出された陳情に対して改めて碧南市議会の態度が問われています。
陳情第1号は、統一協会関係者から出された「庁舎内における職員への政党機関紙の勧誘・配達・集金を自粛するよう求める陳情」で、憲法で保障する思想信条の自由と公党に対し攻撃する反民主的な陳情です。もう一つは、陳情 第2号 碧南市議会で「岩月ひろし議員への議員辞職勧告決議」を求める陳情で個人名を明記して攻撃する陳情です。

碧南市議会は郵送のみ不受理
碧南市議会は、日本共産党も含め広く請願権・陳情権を保障するために郵送は不受理とし直接持参したものは市外の方でも受け付けてきました。ところが昨今、他市議会で個人名を明記し攻撃する請願が紹介議員までつけて提出され物議をかもしてきました。
日本共産党は「個人攻撃の請願や陳情には議会として責任を持てない。醜態となるので今後、取り扱いについてルール化が必要」と議会運営委員会で提案してきました。しかしこの間、歴代議長は棚上げにしてきました。
 そうした矢先に、碧南市議会に2つの陳情が出されたのです。

本人抜きの可否でいいのか
この2つの陳情は3月8日の総務文教部会で審議がされますが、ここには日本共産党は所属していません。岩月ひろし議員は、当事者ということで会場外に出される予定です。今後、正副議長と岩月委員長、林田副委員長と事前打ち合わせをして正式決定をするようです。内容はともかく本人の釈明もなしに可否を決めていいのでしょうか。統一協会から一方的に攻撃されている日本共産党にも堂々と意見をいう場所を保障すべきです。

日本共産党は政治倫理審査会と委員員外発言を要求
 日本共産党は、2月21日、全議員に岩月議員問題での政治倫理審査会で議会として真相をあきらかにすること。統一協会関係者からの陳情では委員外議員の発言を文書で求めました。
碧南市議会会議規則
(委員外議員の発言)
第109条 委員会は、審査又は調査中の事 件について、必要があると認めるときは、 委員でない議員に対し、その出席を求めて 説明又は意見を聴くことができる。
2 委員会は、委員でない議員から発言の申 し出があったときは、その許否を決める。

請願も陳情も本会議で
全議員の賛否を明確に

憲法違反や個人攻撃の陳情請願の受理のルールを明確にしたうえで、紹介議員がないと陳情。あれば請願となるので同等の扱いとし、全議員が賛否を市民の前に明らかにすべきです。

問われる碧南市議会の民主主義の力量
与党議員は、市民から出された請願陳情の多くを否決し「聞く耳持たぬ」態度をとる人がいます。誰のための議会か、民主主義と権利に対する碧南市議会の力量が問われます。

碧南市議会で「岩月ひろし議員への辞職勧告決議」を求める陳情
陳情理由

 碧南市議会の皆さまには、日頃から市民の代表として市政発展の為、市議会として活動していただきありがとうございます。私は、日頃から市議会の本会議や委員会などインターネット中継を視聴したり、公開した記録を閲覧しており、碧南市議会議員の皆さまの市政発展への思いを強く感じているところであります。
 選挙で選ばれた皆さまには、私たち有権者の代表として職務を全うしていただきたく思っておりますが、この職務に相応しくない議員がいます。それは、岩月ひろし議員です。
 私が独自に調査したところ、岩月議員は2022年6月15日、または16日頃、碧南市●●●にて自身が飲みたかった飲み物が置いてないことに腹を立て、店主に対して「こんな店潰してやる」と恫喝しました。岩月議員は、この恫喝だけでは収まらず、自身のインスタグラムアカウントのストリーズ(24時間で自動消去される投稿)に店主の顔写真を載せ、そこに「潰す」と明記して投稿をしたのです。
 この恫喝と行為は、市民の代表である議員として倫理観の無いものでありますし、威力業務妨害とも取れる事を、市民が営む飲食店で碧南市議会議員がしたのです。到底許されるものではありません。
常任委員会総務委員会の委員長に就く岩月氏は、その立場に不適格ですし、碧南市議会議員としても不適格であると思います。本来、岩月ひろし議員は、心から謝罪をして自ら職を辞するべきです。
しかし、本人から何の申し出もないのであれば、碧南市議会として同議員に対し、議員辞職を勧告する決議をしていただきたいと思い陳情します。

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