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ごみ焼却場の民設民営を撤回
掛川市に行ってきました

カテゴリー: 議会報告

ごみ発電は時代に逆行
碧南市は6月2日、中部電力㈱と「資源循環事業等の検討に関する連携協定」を結びました。2月6日から着々と、市民そっちのけで準備を進めれ来たことが、日本共産党の情報公開で明らかになりました。
 お題目とは全く違い、ごみ焼却場を中部電力に作ってもらい全面的に依拠していくというものです。日本共産党は、7月11日、民設民営化を撤回した静岡県掛川市の日本共産党市会議員団の勝川志保子議員、大井正議員に会い、どう戦ったのか聞いてきました。

2050年カーボンゼロの社会への確信
掛川市の検討委員会では6名の大学教授によって「公設公営でなければごみ減量に行政が責任を持てない」「2050年カーボンゼロの社会へと時代が変わってきており、ごみ発電は二酸化炭素削減に全くならず、逆行する」ときっぱり。公設公営を堅持することになりました。

ごみ排出量全国一少ない掛川市
掛川市は、人口10万人以上50万人未満の自治体におけるリデュース(減量)部門において、2年連続、年間1人1日当たりのごみ排出量が最も少ない自治体となりました。
 これまでの全国順位は、12年連続ベスト3となっています。新聞など紙は、町内会や学校ごとにコンテナを置き報奨金なしで売却金は各組織に入ります。
 選定枝は、民間業者に直接持ち込み。
生ごみは、神奈川県葉山町発祥の「キエール」の木製箱で処理など徹底したごみ減量を行っています。
 碧南市ではまだまだ努力の余地があります。
 こうした住民とともに進めている減量施策に水をかけるのが民設民営です。

掛川茶に風評被害がーと住民が反対
現在、70トン/日×2基ですが、5年後に完成する施設は60トン/日×2期と規模を縮小します。2050年までにカーボンゼロを本気で実現するには、ごみゼロへと努力することが必須です。減量へと対応できる焼却施設にするのです。民営化では産廃も含め240トン/日と倍加の計画で、地元のお茶生産者から、風評被害になると反対の声も上がりました。

碧南市はまだまだやることがある
碧南市は中電にごみ焼却場を投げ出す前に、生ごみ、選定枝、紙類、プラスチックの分別リサイクルなどまだまだ、ごみ減量化に向けやることがいっぱいあります。
 行政責任を環境と地球を守るためにこそ発揮すべきです。

学習しましょう。民営化ノーの声をあげましょう
8月20日?午後2時から5時まで、文化会館で学習会を行います。
 掛川市から大井正市会議員、ごみ問題のエキスパート岩佐恵美さんが講演します。
 直庭なければ、環境を守れません。民営化ノーの声を上げ「効率化優先。企業利益優先はノーの声をあげましょう。

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