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介護保険料は4億円の基金を活用し引下げを、使える減免制度を
参加者から悲痛な声 自治体キャラバン来碧

カテゴリー: 議会報告

17人の参加者
10月18日2023年愛知自治体キャラバンが碧南市を訪れ介護、医療、福祉など要望しました。
 碧南市から17人の参加者で、市当局は課長職を中心に10人が対応されました。

第9期介護保険計画に反映を
現在、碧南市では介護運営審議会で第9期介護保険計画の審議が4回まで行なわれました。保険料は、1月25日の最終会議で提案される予想です。碧南市は第8期の3年間で約4億円の基金があり、これを使えば、今後3年間65歳以上保険税を人・月650円引き下げることができます。物価高騰と年金引下げの中、引下げは可能と求めました。
 碧南市は3年ごとの見直しのたびに引上げをしてきました。

保険税も利用料も減免0件
年金者組合の代表者から「碧南市は2021年実績で、保険料減免も利用料減免も0件で、使えない制度になっている。」と指摘。改善を求めました。

資産なし貯金は80万円まで
自治体キャラバンの参考資料では、2021年の介護保険料の減免は0件です。碧南市ではホームページに「左記」のように書かれています。しかし「内規」によって家土地の有無。第一段階(月1,060円)は半額減免。月530円のみ。第2段階(月2,120円)の3分の1。月706円の減額です。
 こんな少額減免のために何枚もの申請書を書かされ、貯金の調査まで承諾を取るのです。
 せっかくの減免制度もこれでは「使うな」と言っているようなものです。保険料減免では、一宮市3,454件。蟹江町603件。
利用料では豊田市914件、武豊町2,393件など他自治体と比較にもなりません。

帯状疱疹ワクチン補助を
豊田市、安城市、刈谷市など33自治体が帯状疱疹ワクチンへの補助を行っています。碧南市は「任意接種」国が認めたものだけに固執し補助を行っていません。高齢者補聴器補助、国保の子どもの均等割減免など、市民の声を届けました。「費用対効果」「コストカット」のねぎた市長のもとで、萎縮し前に進めない碧南市の姿勢がうきぼりになっています。

被爆者行脚 来碧
  非核自治体宣言を
  4人の被爆者救済を

 10月26日午後に、被爆者行脚の方が碧南市を訪問。山口、岡本両市議会議員も同席しました。愛知県原水爆被災者の会(愛友会)の大村よしのり副議長と滝本理事は、被爆体験を語り、碧南市内では4名の被爆者がおられ、被爆者検診への補助、健康管理手当など他自治体で行なっている援護策を求めました。

愛知県下の非核自治体宣言
非核自治体宣言自治体
17自治体
平和都市宣言自治体
21自治体
議会での決議のみ
6自治体
なにもしていない
11自治体
合計
55自治体

核兵器なくす世論を
ロシアとウクライナの戦争で核兵器で脅すロシアは許さない。ガザ地区での戦争の平和的解決が求められています。
 滝川さんは80歳です。2歳6ヶ月で被爆したこと。大村さんは父親が長崎で原爆投下の直後に現地にいて2次被害になったことなどを語りました。碧南市は非核宣言も、各種の援護策もまったくやっていません。とても残念です。
 禰宜田市長は、広島長崎市長が呼びかけている平和首長会議に加盟しています。年間2千円の会費を払うだけでなく、中学生の広島への派遣や核廃絶に向けた行動提起など、誠実に、広島市長からの呼びかけに答えていただきたいものです。

介護保険料・利用料の減免について
碧南市のホームページの記載

碧南市では、低所得のため生計が困窮している65歳以上の方のために、「介護保険料の減免」「介護サービス利用料の助成」の援助制度を設けています。
援助の対象になる方は、保険料段階が第1段階(生活保護受給者を除く)の方で、世帯収入が年収80万円(世帯員1人増えるごとに40万円加算)以下の方、又は保険料段階が2段階の方で、世帯収入が120万円(世帯員1人増えるごとに40万円加算)以下の方で、それぞれ生活が著しく困窮している方です。詳細は、碧南市高齢介護課介護保険係までお尋ねください。

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