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武豊石炭火力発言所、爆発火災〝対岸の火事〟ではすみません
日本共産党が市に申し入れ「責任ある調査と報告を」

カテゴリー: 議会報告

JERA碧南火力にもバイオマスが
1月31日に発生した武豊火力発電所で爆発火災が発生しました。碧南市の天神町付近でも爆発音が聞こえたとの情報があり不安が広がりました。日本共産党は、翌2月1日、碧南市に対して事故の時系列での詳細の報告。碧南市の石炭火力発電所における安全確認や人の配置など9項目の申入れを行いました。碧南石炭火力でもバイオマスに加え、アンモニアが大量に持ち込まれつつあり、重大な事故につながる危険性が危惧されます。

昨年1月、22年2月・・相次ぐ事故
武豊火力は、23年1月23日にも石炭、木質バイオマス搬送コンベアーでの発火。22年2月には中電グループの半田市発電所でも同様の火災。23年5月と9月には鳥取県米子市で中電バイオ発電が爆発火災を起こし、現在も休止しています。など、全国でバイオマスによる火災や爆発は9例目となります。

実用化は中止を外国産バイオマス
 これだけの事故を起こしながら「安全点検をした」と口をぬぐるJERAと中電。考えられません。ましてや碧南市のアンモニア混焼は、
運搬船から500mの配管で端から端まで送ります。途中で武豊火災のようにコンベアや貯蔵タンクに発火したなら、アンモニアの爆発や激臭の漏洩となります。未開発の実験台となる碧南石炭火力のアンモニア混焼も安全への確かな保障はありません。日本共産党は3月議会でも武豊爆破火災の問題の真相解明を市民の安全を守るために明らかにします。

碧南市長禰宜田政信様             2024年2月1日
  武豊石炭火力発電所での火災に対する申入れ
          日本共産党碧南市会議員団  
                      山口春美
                      岡本守正
                碧南市 党くらし運動部長
                      磯貝明彦  
1月31日午後3時10分ごろ出火したJERA武豊石炭火力発電所の火事は、5時間も延焼しました。碧南市の中心部でも爆発音が聞こえた、との市民の情報もあり不安が広がっています。JERA碧南石炭火力発電所ではアンモニア混焼の実証実験が進められており、もしアンモニアだったら、爆発や激臭など甚大な被害が予想されます。
 市民の不安や疑問に答えていただきたく以下の項目で申入れを行います。後日、文書での回答を、JERA及び碧南市からいただくよう求めます。
1、火災の前後を時系列ごとに明らかにしてください。
2、なぜ爆発音があがったのか、その原因を明らかにしてください。
3、いつ火災の危険性を掌握したのか明らかにしてください。
4、発電所、ボイラー付近や貯炭場、バイオマス置き場の人員配置の人 数を時間帯ごとに明らかにしてください。碧南石炭火力発電所にお いても同様に明らかにしてください。
5、碧南火力で、現在のアンモニア保管状況を、量、荷揚げ場、配管状 況について明らかにしてください。
6、碧南市に対して、事故の詳細を報告させ市民と議会に報告してくだ さい。
7、JERAに対し市から改めて、火事地震津波対策を明らかさせてください。
8、アンモニア混焼の危険性が浮き彫りになりました。混焼をやめ再エネ 省エネに切り替えてください。
9、6月に結論を出すとしている、中部電力㈱とのごみ焼却場の民設民営 は、産業廃棄物、バイオマス、一般廃棄物と混焼し危険性も一層増加 します。中電㈱への依存はやめて、公設公営でごみ減量と安全な処理 に、市として責任をもってください

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