市政を変えて市民要求実現を
2024年度予算は、4月の市長選挙を控え「骨格予算」として、ほとんど新規事業なしの予算となりました。こうした中でも、小中学校のトイレ改修や、市営住宅のエレベーター耐震化など市民に役立つ前進した事業もあります。
4月の選挙では、市政を変えて、学校給食無償化、18歳までの通院医療費無料化など、市民要求を実現しましょう。
気候危機打開のため本気の取り組みを
2030年度までに二酸化炭素46%削減の市の目標達成には、省エネ、再エネの抜本的な拡充が必要です。市は、県の制度に乗っかり、リチューム蓄電池の補助額を10万円から15万円に引上げました。これを含み一体的補助も27万円を32万円に引き上げます。
しかし市独自の飛躍は見られません。
日本共産党は、県が既設住宅への省エネ工事補助、上限70万円の制度に碧南市も手をあげることを求めています。
2030年度まで、あと6年。実効性ある施策を急いで行なうことが必要です。
北部工業2億円、碧南駅約4億円
一方で、市長肝入りの、碧南駅前線整備は約4億円。令和3年度からの総額10億円も投入しています。
北部工業地整備事業は、約2億円。令和3年度から約5億円で、豊かな田畑を潰し土木工事を進めています。
国保・介護負担強化で市民を泣かす
物価高騰で苦しむ市民に、5年連続国保税引上げ。今年は3年目で1万2千円人/年引上げ。介護保険料も引上げでいます。
国の介護報酬引下げ、利用者負担の引上げで安心の老後がおびやかされています。
年間4000万円のくるくるバス事業費を1千万円増額すれば、1時間ごとの増便が可能なのに背を向け、バス2台も従来式。
2024年度予算で前進したこと
①リチュームイオン蓄電池設置補助
10万円→15万円 80件予定
②太陽光発電、蓄電池及びHEMS(一体的補助)
27万円→32万円 40件予定
③塩浜事務所整備事業 4007万6千円
R5~R7 R5/2402万3千円
令和6年度に事務所が完成。ここに常設の資源回収 場所をつくるよう日本共産党は要求しています。
④碧南用水上部整備事業 6000万円
R5~R8 総事業費 2億2255万9千円
長さ 1600m
⑤中小企業カーボンニュートラル推進支援補助事業
上限 150万円3分の1補助
⑥くるくるバス パープル車
オレンジ車 購入2955万3千円
低床、電気車ではない。
⑦生活道路整備事業
ア、天神2号線 46m 側溝改良
イ、天神12号線 66m 側溝改良
ウ、尾城天神線 65m 道路改良
エ、大浜上町松本線 50m 側溝改良
⑧矢作川堤防リフレッシュ事業 7269万2千円
中畑橋から棚尾橋まで 0.3km第一期分。
⑨西荒居公園整備 4211万9千円 1100㎡
⑩市営住宅長寿命化事業
ア、向山住宅集会場改修 2030万円
イ、エレベーター耐震改修工事 3960万円
向山2ヵ所、笹山1ヵ所、三度山2ヵ所
地震の時、停止するようにする。
⑪小学校施設長寿命化
ア、鷲塚小学校2棟3棟トイレ改修設計
イ、西端小学校北館トイレ改修設計
ウ、大浜小学校南館トイレ改修設計
エ、中央小学校北館・南館トイレ改修工事
オ、新川小学校南館トイレ改修工事
⑫中学校施設長寿命化事業
ア、東中学校旧校舎改修設計
イ、西端中学校アスベスト含有調査
ウ、西端中学校柔剣道場外壁改修工事
⑬棚尾公民館臨時事業
昇降機改修 3694万7千円
⑭南部プラザ大規模改修事業
設計費 1790万円