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ホワイトペレットか?ブラックペレットか?
中電からJERAへの移行と、コスト削減が爆発事故に

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JERA説明会を前に
5月19日日曜日、武豊町地域交流センターで「武豊石炭火力発電所の歴史と現在」の学習会が開かれました。1月31日に起こった武豊火力発電所でのバイオマス爆発事件に対して、JERAが5月25日に「武豊石炭火力発電所の爆発・火災事故原因についての公開説明会」を開催するのを受けて、住民の立場から、爆発事故問題を解明し学ぶために開かれました。武豊の環境問題を考える会、事務局長の大久保 崇さん、。特定非営利活動法人 気候ネットワーク。元中電社員の方からも発言がありました。

再発防止にめどなし
JERAパワー武豊合同会社は、4月30日の日付で「武豊火力発電所における火災事故について」を公表しました。しかしこれには原料のバイオマスなどの成分分析が書かれているものの再発防止策は書かれていません。
 元中電社員の方からは、
2015年2月6日に、107万KWの石炭専燃の 建設を発表。環境省や経済産業省から石炭専燃 に批判が。
2017年2月28日に中電が海外産のブラックペ レット混焼で17%CO2削減を公表。
  ※ ホワイトペレット=木材の芯を中心にペレッ  ト化。安価だがもろく飛散しやすい。
  ※ブラックぺレット=木材の皮部分をおもに、   炭化し黒くなっている高値だが飛散しにく   く粉塵がない。 
 今回の爆発事故では「ホワイトぺレット」と書かれている。中電からJERAに移行した時に、ブラックパレットの方針が、安価な「ホワイトぺレット」にすり替えられたのでないか。との興味ある発言がされました。もしそうだとすれば原料コストの削減で安全が揺るぎ、起こった爆発との可能性も出てきます。

武豊石炭火力発電所
  止まっても電気は確保

 1月31日以降、武豊発電所は止まったままです。しかし電力不足にはなっていません。
 企業利益優先で、気候危機を加速する石炭火力発電所を廃止する世界世論が広がっています。碧南石炭火力発電所も1号2号機は、政府も廃止を指摘したものです。
 「石炭火力発電所は廃止」の世論を広げましょう。2025年度からは、一般住宅にも省エネ対策が義務付けられます。再エネや蓄電気で、自家発電型の住宅普及のチャンスです。
人間がつくった気候危機は、人間の力で解決するほかありません。若者の未来と地球を守らねば!!
5月25日?午後2時から武豊町冨貴小学校体育館に行きましょう。JERAは何と弁明するのか。

 会場いっぱいの、知多半島や周辺からの参加者

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