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市議会 総務文教委員
市民の給食無償化請願に全員反対

カテゴリー: 議会報告

市民に背を向ける新議員
5月19日、市議会総務文教委員会が開かれ
市民から提出された「小中学校の給食の無償化を求める請願」(請願者532人)が全員反対で不採択とされました。
 総務文教委員会には、日本共産党は所属していません。
この委員会には、4人の新人議員がおり、市民に対する姿勢が浮き張りになりました。

維新、一般質問で求めたのに反対か!!
 維新の長崎彰浩議員は、一般質問で給食費無償化を求めておきながら「市長が4年間のうちにやるといったから」と反対。
 保守党の森下敏弥議員も、人口減対策として給食無償化をいつやるのかと一般質問をしました。

市民の声を聞き、後押しするのが議会の役目
 日本共産党は、請願の紹介議員として市民の声を議会に届けました。小池市長は、給食無償化について実施時期も示していません。
 全国でも西三河でも、完全無償化を、安城、豊田、みよしと次々実施がされています。
 合計特殊出世率は西三河10自治体で最低の碧南市。
 まったなしです。
追いつけ追い越せの子育て施策の大きな1つとして、一刻も早く、給食無償化を実現するために、小池市長を後押しして、切望する市民の期待を裏切らないことが、今求められています。

陳情4件も反対
さらに総務文教部会では、4件の陳情が不採択。全員が反対しました。
 国言いなりの保守系議員の本性丸出しの姿勢が浮き彫りになりました。

議会は市民の意見に立ちはだかるのが役割ではない
新人議員は、有権者の支持を得て議会にきました。なのに市民の請願や陳情に反対して「門番」になるのが役割ではありません。歳費をもらって働くのは、市民の声を届け、願いや公約を実現するためです。これらの議員を選んだ方々は「よくやった」と言われるのでしょうか。
 もう一度、顔も頭も洗って出直していただきたいものです。

本会議の議案質疑はなし
5月18日の本会議4日目には、議案上程がされました。
 18歳までの通院費無料化、国保の限度額引上げ、補正予算では、中央駅のフラット化や、くるくるバスを現行のまま、スーパーに停留所を近づける予算なども出されています。
 ところが本会議の議案質疑には、日本共産党山口、磯貝議員が積極的に発言したものの、新人議員を含むほとんどの議員は発言しません。これでは本会議の形骸化となってしまいます。

議会は旧体依然
 小池市長にかわって執行部は変化の兆しが見えています。
しかし、市議会では議員の新旧入れ替えがあっても本質は旧体依然です。

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