被爆80年に向け非核宣言を
7月28日?午前9時から碧南市役所前で集会、三河高浜駅前の高浜市いきいき広場まで、集会参加、行進、接待など約30名が参加して「碧南・高浜網の目平和行進が行なわれました。
コロナ禍の3年間休止してきましたが再開したものです。例年、碧南市からもあいさつなどが寄せられましたが、今年はありませんでした。
事前の、交渉の中では「来年は被爆80周年核なので非核自治体宣言をやれると良いですね」との話し合いもされました。
核兵器廃絶と被爆者援護を訴えて歩く2024年原水爆禁止国民平和大行進には、碧南市在住の大村美恵さんが東京から広島まで「通し行進者」として頑張っています。
原水爆禁止世界大会
世界が共同して非核の展望を
原水爆禁止世界大会(国際会議・広島8月3~4日、広島4~6日、長崎8~9日)は、来年の被爆・戦後80年にむけて世界的な運動をよびかける集会として注目されます。
核の脅威深まる中
ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン政権は核演習や核威嚇を行い、米国をはじめNATO(北大西洋条約機構)諸国も「核抑止力」の拡大・強化を唱えるなど、核をめぐる情勢は重大です。ガザ攻撃を行うイスラエルは核保有国です。核軍縮の交渉も困難な状況にあります。
希望の光 核兵器禁止条約
しかし今、この危機の打開を求める声が広がっています。アントニオ・グテレス国連事務総長は、核兵器の使用についての「世界の終焉(しゅうえん)を思わせる言葉遣い」に危機感をあらわにし、「今こそ、狂気を止めるときです。私たちには、今こそ軍縮が必要です」と訴えました。(3月5日)
戦争も核兵器もない世界を
平和への逆流をのりこえ、戦争も核兵器もない世界をどう実現するのか―今年の世界大会にはその展望を示す重要な意義があります。全国の参加者、各国の運動代表とともに、国連幹部や核兵器禁止条約を推進する国の政府代表も参加する議論は、私たちに勇気を与えてくれるでしょう。
国連参加国の半数禁止条約署名
核兵器禁止条約、参加国は70、署名国は93と国連加盟国(193)の半数に迫ります。あらゆる場面で核兵器廃絶の主張を支える柱となってきました。こうした状況が核兵器を使用させない力となっています。世界大会は禁止条約の力を改めて実感する場となるに違いありません。
核抑止論の克服急務
「核抑止」論の克服も急務です。核使用を前提とした「核抑止」の非人道性を明らかにするうえで被爆者の訴えが不可欠です。
政府は条約参加を
唯一の戦争被爆国である日本が条約に背をむけている姿は異常です。政府は一刻も早く条約参加を決断すべきです。