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あなたの家や地域は大丈夫? ハザードマップが配布されています

カテゴリー: 議会報告

便局がポストイン
碧南市は2月初旬から3月初旬にかけてハザードマップの配布を郵便局に委託し配布しています。量が多いので町内会ではなく郵便ポストに配られます。
?高潮ハザードマップ(浸水深)
②高潮ハザードマップ(浸水継続時間)
③高浜川洪水ハザードマップ(浸水深)
④蜆川ハザードマップ(浸水深)
⑤矢作川洪水ハザードマップ(浸水深)
⑥矢作川洪水ハザードマップ(浸水継続時間)
⑦津波ハザードマップ(基準水位)
⑧津波ハザードマップ(津波到着時間)
⑨地震ハザードマップ(震度分布)
⑩地震ハザードマップ(液状化危険度分布図)
⑪地震ハザードマップ(焼失率図)
の地図が裏表に表してあります。
 さらに「わが家のマイ・タイムライン記入シート」「避難所。一時退避場所。火災時退避場所」もあります。碧南市防災ハンドブックもありもりだくさんです。
 ぜひ一家で、防災会議を開いていただき自分の家は、地域は地図のどこに位置しているのか、認識を一致させていただくことが必要です。南海トラフがいつ来てもおかしくないといわれています。

問われる行政の防災意識
今問われるのは、碧南市の環境課や子ども課などの防災意識です。2月12日に、2025年度予算説明会が行なわれました。今回、市の防災課がつくったハザードマップと施策の間に、大きな矛盾が生まれています。

第2へきなんこども園
縄手町5-61の第2へきなんこども園に隣接した用地に、新設するために、用地取得補助
(基準額5億2618万8千円×3/4=3億9464万1千円が予算化されました。
しかしここは「矢作川洪水ハザードマップ(浸水深)では5m~10mの浸水深。家屋倒壊等氾濫想定区域でもあります。5mの浸水は2階の屋根まで水が来ることになります。調整区域で建設許可には市長の許可が必要です。

伊勢町子ども園 
築山保育園と大浜幼稚園を廃止して民間子ども園を計画使用としている伊勢町は、津波ハザードマップでは0.5m~3mの浸水深。高潮ハザードマップでは3m~5mです。0歳児を含む190人の子ども園で本当に命を守ることができるのでしょうか。碧南市開発公社から用地を取得する3億4218万4千円が予算化されています。

ごみ処理施設
ごみ処理施設の用地候補に市は、2号地多目的グランドを計画しています。2025年予算では「廃棄物処理施設のあり方検討組織」に968万8千円予算化されました。ここは埋立地、液状化、洪水、高潮には持ちこたえられません。衣浦東部浄化センターも一時退避場所になっていますが、洪水や高潮は「×」となっています。

行政こそ市民の防災の手本でなければ
碧南市当局は、危険地域に子ども園建設を認可使用としています。地域住民にとってはいくら「ハザードマップ」で警鐘乱打しても「保育園があるから大丈夫」「ごみ処理施設新設なら大丈夫」と受け止められかねません。
「危険なところは危険」の原則を行政全体が貫かなければ、防災マップ配布の意味がありません。

日本共産党は予算審査で命まもる防災対策を求めます
予算審査は、2月27㈭、28日㈮、3月3日㈪の3日間が総括質疑。その後3月12日㈬が山口はるみ議員が所属する福祉健康分科会。3月13日㈮が磯貝明彦議員の経済建設分科会で予算審査を行います。
安全で安心な防災
へ行政に問います。

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