比例2、選挙区1
7月20日に投開票された参議院選挙で、日本共産党は、比例代表選挙で「650万票、10%以上、5議席獲得」を目標にたたかいましたが、得票で286万4千票、得票率4・84%にとどまり、比例では改選4議席から2議席への後退となりました。選挙区選挙では、東京選挙区で、吉良よし子候補の3選をかちとることができました。しかし、京都選挙区、埼玉選挙区で、現職議席を失う結果となりました。
衆参両院で自公少数に
自民党、公明党は、昨年の衆院選につづき、参院でも少数となりました。
市民と野党の共闘17/12で勝利
市民と野党の共闘の新たな発展をめざして、全国17の1人区で候補者を一本化し、12の1人区で当選。沖縄選挙区で、「オール沖縄」の高良さちか氏。秋田(寺田静)岩手(横沢たかのり)宮城(石垣のりこ)長野(羽田次郎)新潟(打越さく良)三重(小島智子)愛媛(永江孝子)徳島・高知(広田一)大分(吉田忠智)宮崎(山内かな)鹿児島(尾辻朋実)各氏が勝利しました当選。
補完勢力、差別排外、極右の台頭
一方、自民党の補完勢力や、外国人への差別を売り物にする排外主義・極右的潮流が議席と得票を伸長させるという結果となったことは重大です。一部メディアの報道ともあいまって、選挙戦の真の争点を覆い隠しました。
逆流との闘い
日本共産党の「差別と排除を許すな」の訴えに、新たな信頼も広がりました。補完勢力と排外主義・極右的潮流の危険性を直視し、人間の平等、人権と民主主義を守り国会内外でたたかいます。
くらしと平和の危機打開こそ
排外主義の潮流が台頭している根っこには、暮らしの深刻な困難と政治への閉塞(へいそく)感があります。切実な要求実現と展望を示すとりくみを強める決意です。自公の少数への転落、他方で、危険な逆流の台頭。日本の政治は、いま大きな歴史的岐路にあり、政治の大きな激動が予想されます。強く大きな党をめざし奮闘する決意です。
碧南の1000票は改革の宝
碧南市では、日本共産党に比例999票すやま候補に1077票が寄せられました。ご支援は今後の政治改革の宝の票です。