3回の会議で決めないで
11月17日日本共産党の碧南市と高浜市議員団と市委員会は、碧南市と高浜市、衣浦衛生組合に「ゴミ焼却場は現在の場所でシンプル・コンパクトに」と要望書を提出しました。10月23日に大学教授4人と2民間専門家で検討会が開催されましたが、市当局は2号地多目的グランド「前提」と決めつけました。委員からも「土地は決まってないのか」とけげんの声も出ました。今後、12月に2回目を予定。3~4回の会議で決めようとしています。市民は現在の場所で風呂やプールが使いたいというものです。 土地も安く、現行の事務所も費用できます。
市民不在で決めないで
「ごみ問題は市民にとって大切なことなのに、どこまで進んでいるのかもわからない。市民の声を活かしてこそ環境守るもとでは」との声が寄せられています。
廃棄物処理方式等検討委員会 委員のみなさま 2025年11月17日
碧南市長、衣浦衛生組合管理者 小池友妃子様
高浜市長 杉浦 康憲様
ごみ焼却場建設についての要望書 ごみ焼却場は現行の場所でシンプル・コンパクトに
日本共産党碧南市議会議員団 山口 春美 磯貝明彦
日本共産党碧南市委員会委員長 岡本 守正
日本共産党高浜市議会議員 柴口 征寛 日本共産党高浜市委員会
衣浦衛生組合のごみ焼却場の建替えについて、ご尽力いただきありがとうございます。
さる10月23日に、第1回廃棄物処理方式等検討委員が開催され6名の委員の方々が様々なご意見をのべられました。
その時の資料には、現行の場所でなく2号地多目的グランドを用地にすることを前提にし、詳しい資料(7カ所の候補地などについて)も添付されていません。
市民にとっては、ごみの搬出など日常生活に密着したことなのに、パブリックコメントなど市民に用地問題や遠地の2号地に決定することは問うこともないままです。
2号地グランドは県用地で、港湾計画の見直しなど県の手続きもまったくされていません。
無償譲渡、貸与、売買なのかも未定のままです。
また、4m以上の浸水が予測される高潮対策では、標高4mの二号地多目的グランドは浸水することも書かれていません。市民や、隣接の荒居町住民は、現行の場所で風呂やプールなどの余熱利用施設を憩いの場所として日常的に利用しています。
2023年3月30日の情報公開で碧南市から得た資料には、2号地では購入金額は約12億円。
現行の隣設農地では、1.5haで6千万円~2億円と試算されています。
現在地については、浸水問題もかさ上げや防水対策を行なえばクリアーできるとされてきました。
活断層についても、今になって突然言い出したことです。
建設費の削減のためにも事務所など使えるものは活用することも必要です。
プールも、令和6年度に天井落下対策を行うなど、今後の利用を見込んで手を入れています。
また検討委員会の中でも、発言されたように、安城市の広域化については受け入れ先の安城市が単独自立の立場を取っている以上、碧南市と高浜市は広域化にしばられることなく自立した考え方で、新施設を早期に着手していくべきです。
以上、主な問題点と碧南市高浜市の住民の考えをのべさせていただきます。
ごみ焼却場新設に対する要求事項
1,ごみ焼却場は、現在の場所で用地を確保し建設すること。
2,2号地多目的グランドでの高潮被害。液状化対策による建設費試算もされていません。
3,焼却場は今までの論議のように、110t/日のコンパクトでシンプルなものとすること。
4,風呂、プール、事務所など使えるものは活用すること。
5,安城市との広域化に縛られず、自立の立場で碧南市高浜市独自の焼却場にすること。
6,新たな産業廃棄物焼却場は、気候危機やゼロカーボンシティ宣言の両市の立場からも阻 止すること。
7,行政固有事務のごみ行政を担う衣浦衛生組合を存続し、職場と雇用を守ること。 以上












